岩手の和グルミ(殻付き・700g)

三陸の和グルミ(殻付き・700g)
和グルミ、食べたことありますか?
SAVE IWATEでは被災地三陸の仕事づくりのひとつとしてクルミを生かす取り組みを進めています。
クルミは東北地方に広く自生し、三陸沿岸の川沿いにも群生しています。伝統的な食材で「ひゅうず」というお菓子に使ったり、お餅をクルミだれで食べたりします。深い味わいを持つ自然からの贈り物、おいしい味がすることを「クルミ味がする」と言うほどです。
しかし、クルミは割って、むいてと、とても手間がかかる食材なので、最近では使われなくなってきていました。その埋もれている地域の資源を生かそうというものです。 東日本大震災のあった2011年、クルミは豊作でした。このクルミを被災地の方々に集めていただきSAVE IWATEが買い取りに沿岸を回りました。クルミを集めていただいた収入は、わずかではありますが労働の対価として支払われることから、たくさんのものを失った被災者の方々にとても喜ばれました。クルミの殻むきも被災者の方々の仕事にしていただいています。
クルミは植物性の卵とも呼ばれ、栄養素の65%を占める脂質にリ ノール酸やリノレン酸などの良質な不飽和脂肪酸を多く含んでいます。これらは血中のコレステロールを下げ、がんなどの生活習慣病を予防する働きがあります。パンやお菓子を作ったり、ドレッシングなど工夫をして使っていただけましたら幸いです。