そばは古くは「そばむぎ(角ばった麦)」と呼ばれ、略されて今の名前になりました。寒冷地に適しており、海外ではロシアや中国で栽培されています。
ルチンやマグネシウムが豊富なほか、タンパク質も良質で、穀物でありながら肉や卵並みのアミノ酸スコア※を誇ります。
※9種類の必須アミノ酸は、一番含有量の少ないアミノ酸の量に合わせて摂取されるため、必須アミノ酸をバランスよく含む食品ほどスコアが高いと表現される。一日の食事の中のアミノ酸を合計したものでバランスが取れれば良い。
お米と炊くと香ばしい香りが広がります。乾煎りや素揚げにしてサラダなどのトッピングにしたり、ミネストローネやリゾットにしてみるのも良いでしょう。
店長の一言:白い花から鉄分の多い蜂蜜が作られたり、新芽の茎や葉が野菜として食べられたりと、そばは用途の広い作物です。