紫花豆はベニバナインゲンの一種です。紅色の美しい花を咲かせ、子実の色が紫なのでこの名前が付きました。
江戸時代に観賞用として輸入されたのが始まりで、明治時代になってから札幌農学校で食用として栽培され、本格的に広まったのは大正時代になってからです。今では北海道と東北地方、長野県の一部で栽培されています。
紫花豆は食べ応えのある豆です。主に煮豆や甘納豆に利用されますが、大きさを生かしてジャガイモの代わりに使うのもオススメです。種皮が硬くてアクも強いので、数回茹でこぼしながら気長に煮ましょう
店長の一言:白花豆と一緒に植えないと豆が大きく育たないことから、客がついて大きく育つという意味で「花魁豆(おいらんまめ)」とも呼ばれます。