きびはイネ科キビ属の雑穀で、もちきびはモチ種のきびのことです。地方によっては「いなきび」とも呼ばれています。きびの名前の由来は「黄実」から来ていると言われており、卵の黄身のような色から海外では「エッグミレット」とも呼ばれています。
黄色い色素はポリフェノールの一種です。亜鉛や鉄分などのミネラルのほか、善玉コレステロールに働きかけるタンパク質も豊富に含まれています。
もちきびは雑穀ごはんのほか、モチモチ具合を生かしたキビ団子やキビまんじゅう、また鮮やかな色合いを活かしてドレッシングに混ぜるのも面白いでしょう。
店長の一言:キビ団子といえば桃太郎で有名ですが、実はもちきびではなく「たかきび」ではないかという説があるそうです。