金時豆 300g 味と暮らす

金時豆 乾物 味と暮らす

世界で最も食べられているインゲン豆の中でも、日本を代表する品種です。甘みがありふっくらとしているので、甘煮だけでなく煮込み料理にも最適です。

原料・原産地名/北海道産 金時豆
内容量/300g
賞味期限/袋詰めから1年
保存方法/射日光、高温多湿を避けて常温で保存してください。
【料理家 太田夏来】
料理家。和食・スリランカ料理を学んだ経験をもとに、出張料理やワークショップ、レシピの提供や撮影のスタイリング、

イベントの企画、スリランカへのツアーコーディネートなどを行っている。

「金時豆の煮込み(チリビーンズ)」
【太田さんの一言メモ】

シンプルに出来る金時豆の煮込み(スープ)です。お肉の種類やスパイスの種類でアレンジは無限大!豆の種類が似ているうずら豆でもトライできます。

【材料】  4〜5皿分

金時豆(乾燥) 200g

牛ミンチ    200g

たまねぎ    中1個

セロリ     1本

トマト     中2個

にんにく    1片

オリーブオイル 大さじ1

醤油      大さじ1

塩       小さじ1/2〜1

粉唐辛子    小さじ1/4〜 

        (辛さはお好みで)

黒胡椒     適量

あれば ローリエ

好みで コリアンダー、クミン、チリパウダー、パプリカなど(粉)

1. 金時豆は3倍程度の水に6〜12時間ほど浸しておく。途中豆が水から出ないように注意する。

2. (1)の水を変えて火にかけ、沸騰したらカップ1杯ほどの水を差し再度加熱しながら出てきたアクをすくい取る。アクが多いと感じる場合は、ゆで汁を捨て新たに水を入れ、再度加熱しアクが出てくればすくい取る。足りなければ水は適宜足して良い。

3. 煮え立たないよう弱火にし、あればローリエを入れ、豆が好みの硬さになるまで茹でる。

4. たまねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにし、トマトは湯剥きしてから角切りにしておく。

5. フライパンに軽くオリーブオイル(分量外)をひいて牛ミンチを炒め、色が変わってほぐれたらザルにあげ油を切る。

6. 鍋にオリーブオイルを熱し、(4)のたまねぎ、セロリ、にんにくを炒め、馴染んだら(5)のミンチ、(3)の金時豆、(4)のトマトを入れ、ひたひたになるくらいの茹で汁(足りなければ水を足す。途中も同じ)と醤油、塩、唐辛子、黒胡椒、(あれば好みのスパイス)を入れてアクを取りながら豆がやや崩れるくらい、とろりとしてくるまで弱火で20〜30分かけコトコト煮る。

7. 必要なら最後に塩で味を整える。

※熱すぎると味がわかりにくいので、取り分けて少し冷めたものを味見すると良い。

豆は時期や産地によってアクの出方や柔らかくなるまでの時間に差があり、戻し方、茹で方にもいろいろな方法があります。一度だと「これでいいのかな…?」と思ってしまいますが、要はうまく柔らかくなれば正解。何度も繰り返していると豆のことを理解できるようになり、浸水時間、茹で時間、火加減などの具合も「これでいいかも」と自分なりにわかるようになりますよ。