80年代生まれのシンセの珠玉であるSDシンセシスの頂点を探求するHybrid 6000は、卓越したサウンドと素晴らしいプリセットライブラリーの両方を提供し、本格的なビンテージトラック制作を一元的に扱えるソフトウェアシンセサイザー音源です。
・80年代後半のシンセとドラムサウンドとクリエイティブアルペジエーターの融合
・独自の新サウンドとファクトリー音色、パターンを含む250超のプリセット
・マルチまたは個々の奥深いインストゥルメントエディット
インスピレーション
Hybrid 6000は、1987年の隠された逸品:HT-6000がベースです。
HT-6000は、4つのDCOとディスクリートVCF、ボイスあたりのDCA、素晴らしいアナログコーラスを備えたマルチティンバーの8ボイスポリフォニックアナログシンセサイザーで、驚くほど印象的なサウンドパレットを提供します。
オシレーターは、波形を用いたDCOでしたが、個別のチューニング、ベロシティカーブ、DCAエンベロープ設定によって、当時、(このモデルと比較して)はるかに高価なアナログシンセを彷彿とさせる豊かで動きのある音色を作り出すことが可能でした。
インストゥルメント
Hybrid 6000は、シンセウェイブ、ニューウェーブ、エレクトロ、ハウス、インダストリアル、80sシンセポップなど、様々な分野を深くカバーします。
HT-6000を使用して独自にデザインした膨大なサウンドセレクションをマルチサンプリングし、さらに通常のサンプル以外に、実機のコーラス効果をも複数回収録し、ハードウェアサウンドそのものをより広範囲にアクセスできるようにしました。
個々のドラムパートとマルチドラム伴奏レイヤーには、HT6K、DRP One、Mini Acoustic、RAP、ToyなどのハードウェアとUVI Drum Designerで作成したモダンドラムサウンドが用意され、時代を超えたリズムサウンドを得ることが可能です。
プリセットパターンを元に独自のリズムを作成し、MIDIドラッグ&ドロップ機能でそれをDAWに移して、シーケンスをさらにブラッシュアップすることが可能です。
Hybrid 6000は、芳醇で豊かなアナログシンセライン、ベース、ドラム、アルペジオ、フレーズをから楽曲全体まで、制作に必要なすべてを提供します。
音楽性とインスピレーションを念頭に置いて設計されたHybrid6000は、多用途で楽しく演奏できる楽器でもあります。6つの独立したインストゥルメントレイヤーを搭載し、8トラックのドラム、ベース、メロディー、そして、3つの汎用シンセパートを個別に扱うことができます。
これらを複合して、従来の楽曲演奏のマルチパート構築から、1つにまとまったクリエイティブで重厚なレイヤーサウンド、あるいは効果音まで、自由に扱うことが可能です。
Hybrid 6000のドラムを除く、各々のインストゥルメントレイヤーには、アンプエンベロープ、エンベロープ付きマルチモードフィルター、ドライブ、フェイザー、EQなどのエフェクト、リバーブやディレイなどのセンドエフェクト、強力なアルペジエーター/フレーザーが用意され、思いのままのサウンド仕上げと、特徴的かつ感動的なシーケンスの作成をサポートします。
そして、サウンドエンジンとアルペジエーターの両方に花広い選択肢のプリセットから、自由に選び、組み合わせ、そして独自のプリセットに昇華することが可能です。
先進的なマルチインストゥルメントに加えて、個々のレイヤーは、単独の利用も可能で、楽曲にアレンジメントに必要な要素だけを立ち上げることもできます。
この際、マルチインストゥルメントのレイヤーパートと同様、シンセパラメーター、エフェクト、エフェクトセンド、アルペジエーター、およびプリセット選択が同じように扱えます。単一レイヤーは特定のサウンドを用いる際に便利です。
シンプルにサウンドデザインに没頭する奥深い音源をお探しの方にとって、Hybrid 6000は大きな可能性を秘めています。
すぐに使える音色や、作曲/音作りをする際のアイディアを得るのに最適です。250を超えるファクトリープリセットが含まれ、どのパッチも職人が集まった社内のサウンドデザインチームによる実機の魅力とポテンシャルを引き出し、想像力を刺激します。