NATIVE INSTRUMENTS TRAKTOR KONTROL Z1

コンピュータやiOSデバイスにとってのオーディオインターフェース&USB-MIDIコントローラーとして動作する本製品。

備わっている端子は正に2CH DJミキサースタイルですので、超モバイルなセットアップでプロクラスのミックスとモニタリングを行なうことができます。

2つのチャンネルのコントロールを駆使して、直感的なボリューム、EQ、フィルタ、エフェクトのコントロールを可能にします。

そして24-bit対応のオーディオ・インターフェイスは、クラブ仕様のパワフルなサウンドを提供します。

付属ソフトウェアについて

TRAKTOR KONTROL Z1は、DJを始めるには最適なTRAKTOR LEソフトウェアが同梱されています。 2つのソフトウェア・デッキと3つのエフェクトで、パーティーの準備は万全です。

ただ、もっと多くの機能が必要な場合は、TRAKTOR PROをお求めください。

Z1には、5000円相当のE-バウチャーも同梱されているので、お得にTRAKTOR PROソフトウェアをお求めいただくのに適しています。

EQとフィルター

3バンドEQ、ゲイン、フィルターノブでサウンドを微調整できます。

キュー・セクション

マスターとヘッドフォンの２系統それぞれ各チャンネルで出力できます。

マスターはRCA（赤白）、ヘッドフォンはCue MixノブでCueとマスターの出力バランスを調節できます。 Cue Volumeでヘッドフォンのボリュームを調節できます。

チャンネル・フェーダー

スムーズなミックスを可能にするプログレードのファーダー。 視認性に優れたレベルメーターにより、瞬時にボリュームを把握できます。

Native InstrumentsのiOSアプリ「TRAKTOR DJ」は非常に面白いアプリですが、面白いだけでなくプロ同等のパフォーマンスを行うための本かつツールとしても活用出来る側面を持っています。そのためには、「TRAKTOR DJ」に加えて本製品TRAKTOR KONTROL Z1が必要です。

というのも「TRAKTOR DJ」だけだと、あくまで「遊び」で使える程度であって、人が聞いても楽しめるレベルのパフォーマンスを行うには操作性に限界があるからです。

そんな物足りなさを解消してくれるデバイスとして、TRAKTOR KONTROL Z1が非常に活躍するわけです。

TRAKTOR KONTROL Z1は「TRAKTOR DJ」に自動判別されるコントローラー＆インターフェースとして利用ができるので、EQやフェーダーのコントロールが可能となり、プロさながらのDJパフォーマンスが可能に。もちろんiOSデバイスの特徴であるタッチパッドを活用した「TRAKTOR DJ」だけのユニークなループパフォーマンスの併用も可能。

さらにTRAKTOR KONTROL Z1に備わる出力端子により、クラブフロアでも対応できる音質クオリティを実現。

「外音」だけでなく、普通DJがおこなうヘッドフォンでのモニタリング作業も可能となります。

（これによって頭出しや音をリリースする前の音作りができるようになる！）

そしてリアルなお話、iOSデバイスを使うときに気になるのは、iOSデバイスのバッテリー問題。

ところが、TRAKTOR KONTROL Z1にはNIパワーサプライが同梱されており、iOSデバイスへの電源供給までも可能。

つまりバッテリーの持ち時間を気にする必要もなく、長時間のDJプレイが可能です。

ということは、、、カフェや二次会イベントでの長時間BGM、機材事情が限られているアニメ・イベント、そして本格的なクラブへの持ち込みDJ機材として愛用することができます。

ちなみにあくまで個人的感想ですが、休日に朝から夜までこのセットアップで遊んだり、結婚式の二次会（３時間強）のDJを務めたことがありますが、今の所「落ちる」という現象に遭遇したことがないので、安定性という意味でも信頼できると思います。

※iOSデバイスの処理能力や他のiOS Appとの相性問題などもあるので「絶対」とは言えませんので、ご参考程度に。