SYNTHOGY IVORY 2 ITALIAN GRAND
世界に名を轟かせる「Fazioli」グランドピアノが収録された至高のヴァーチャル・グランドピアノ音源。 |
Italian Grand Pianoは、1970年代後半にデビューした後、短期間に「世界最高峰のピアノ」との名声を確立したイタリアン・グランド・ピアノの音を丁寧に収録した、Ivory IIエンジン採用のピアノ専門音源です。
手作業や、緻密な調整作業を必要とする仕様により、1年に70台程度しか生産されないこともあり、「幻のピアノ」と呼ばれることの多いイタリア・メーカーのピアノですが、Synthogyでは、最高の状態にメンテナンスされた10フィート(308cm)・コンサート・グランドを、ニューヨークのサニーパーチェス・コンサート・ホールで収録することに成功しました。
Synthogyならではの繊細なサウンド・デザイン、プログラミング力は、このIvory II Italian Grandにおいても「演奏する喜び」をもたらすサウンドに結実しています。是非、「幻のピアノ」の演奏をお楽しみください。
おもな特徴
・最高の状態にメンテナンスされたコンサート・グランド(308cm)を、ニューヨーク州立大学パーチェス校コンサート・ホールで丁寧に収録。
・合計28GB以上を使用し、一台のグランドピアノを再現。
・88キー各鍵盤を、最大18段階のベロシティ・レイヤーで収録。
・ハーモニック・レゾナンス・モデリング技術による、リアルなストリング・レゾナンス共鳴。
・サスティンペダルを踏んだ時の共鳴を、DSP処理でモデリング。ハーフペダル表現にも対応。
・最高のピアノ、調律、スタジオ、ホール、プログラミング技術の組合せによる、最高の音色。
・ピアノ専用に開発された、Synthogy独自の32-bitサンプル・プレイバック/DSPエンジン。
・サンプル補間技術により、超スムーズなベロシティ・レイヤー、音程間のつながりを実現。
・キーノイズ(ハンマーが弦にあたる時の音)、調律、ステレオ音像(演奏者側/聴衆側切り替え、広さ調整)、音色などを調整可能。
・指が鍵盤から離れた時のリリース音や、ペダル・ノイズ、ソフトペダル使用時のサンプルを収録。
・ティンバー・シフティング、パラメトリックEQ、シンセ・レイヤーにより、生ピアノを超えた大胆なサウンド・デザインにも対応。
・ホール/部屋をモデリングしたリバーブの他、コーラスエフェクトも装備。
・ポップバンドでのライブ演奏に便利な、レイヤー用のシンセパッド音も収録。
・基本的なピアノ音色プログラム、調律/音像/ベロシティ設定を含んだセッション、エフェクト設定、お使いのキーボードに合わせたベロシティ設定など、様々な単位で保存/管理可能なユーザープリセット。
・既にIvory II Grand Pianosをお持ちの場合は、Ivory IIの追加音源として使用可能。ソフトウェアを切り替える事無く、Ivoryシリーズの音色を1台のソフトウェアで使用できます。
世間には様々なピアノ音源が存在し、これらを素人が一聴すると「本物みたい!」という感想が返ってくる事が大半。
それほどに優れたリアリティを誇る近代ピアノ音源ソフトウェアの中で、プロフェッショナルが必ず持っている至高のピアノ音源とされているSYNTHOGY IVORYは、それら優れた音源とは何が違うのか?という疑問が生じます。
これについて本当に乱暴に、カンタンに言ってしまえば、それは「単体で弾いた時のその振る舞い」が全く違うというところにあります。
例えばクラシック、ポピュラーミュージックでもピアノとボーカルだけといった「ピアノだけの真価」が問われる場面での素晴らしさがその他大勢では到底およばない、という事です。
これへの反論として「主張が過ぎるので、楽曲に馴染ませるには音が『薄い』ピアノ音源の方が良い」という声もありますが、「濃い音源」はミックス/イコライジングなどで薄める事が可能ですよね。むしろ逆に「薄い音源」はどう頑張っても「濃い音源」にはなりえません。
そして0か100ではない「濃さ」を自分でコントロールできるのも、本来「濃い」からこそできる賜物。
音楽に深みを与えるピアノという楽器、「できる限り」「濃い」音を求める事は、楽曲そのもの深みを求める事と同意義ともいえるでしょう。
関連タグ:グランドピアノ 音源 ファツィオリ
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