最近ではスマホアプリなどの登場で、メトロノームもアプリで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。
手軽さという部分ではやはりそういったアプリに勝つことはできないかもしれませんが、しっかりとリズム感を養いたいという方にはDB-90がぜひオススメです。
何故DB-90がオススメなのか。
まず、実践的なリズムトレーニングはただひたすらにメトロノームに合わせて演奏しているだけではダメなのです。
メトロノームの音を裏拍に取ってみたり、半分のBPMに設定して中間の拍を自分の中で意識して練習するなど工夫する事がリズムトレーニングで重要です。
従来のメトロノームではこういった練習を頭の中で考えて行わなければなりませんでした。
もちろん、そうやって頭を使う事でリズム感がしっかり定着するという面もあると思いますが、効率面でいえばいいとは言えないですよね。かなり疲れますし・・・。
オススメする理由としてはDB-90は複雑なリズムにも対応したリズムトレーニング機能が充実しているので、従来の練習もしつつ効率の良いトレーニングを合せることでよりリズム感を養う事ができると考えるからです。
●充実のトレーニング機能
リズムコーチ機能
V-PADなどのROLAND製トリガーパッドを接続するか、内蔵マイクを使用してメトロノームのビートと自分が実際に叩いているビートがどれだけズレているかを表示してくれる機能や徐々にビートが変化していくモードで他の演奏に合わせるという能力を磨く事が出来ます。
ノートミキシング機能
ディスプレイ下についているフェーダーで4種類のリズムとアクセントの音量を自在に組み合わせてオリジナルのリズムパターンを作る事が出来ます。2種類のビートを組み合わせるなど、シンプルなビートは勿論複合ビートまで対応できるので様々な強弱のオリジナルリズムパターンを簡単に作る事が出来ます。
ループプレイ機能
パターンの指定や繰り返し回数をメモリーできる機能です。
様々なリズムを組み合わせたり、変則リズムを作成して変拍子の練習をしたりと、より応用的なリズムトレーニングをすることが可能です。
最近のバンドシーンでは変拍子を多用するバンドも増えてきたので変拍子や複雑なリズムを身に着けたいという方は多いのではないでしょうか、そういう方にも便利な機能だと思います。
●その他の便利な機能
ヒューマン・ボイスによるクリック音やドラム音色のパターンなど多彩な音色を内蔵
メトロノーム音色は、好評のヒューマン・ボイスをはじめとする4音色を内蔵。さらにドラム・サウンドによる幅広い音楽ジャンルのリズム・パターンを30種類搭載しているので、ビートを見失うことなく実践的なトレーニングが行えます。
インプット端子を装備。簡易モニターとしても使用可能
DB-90はインプット端子を装備し、ギターやベースなどを接続することができます。接続した楽器のサウンドはアンプ・シミュレーター搭載のヘッドホン端子やDB-90本体のスピーカーで再生が可能。ギター/ベースの効果的なトレーニングが可能です。
また、基準音発振機能も付いています。
フット操作によるコントロールも可能
DB-90は、FS-5UやFS-6(別売り)などのフットスイッチを接続することにより、スタート/ストップとメモリーのアップ/ダウンが行えるので、パネルを操作できないケースでも快適にコントロールできます。