人間をつくる 武の道、武の心 季刊『道』編集部 本・書籍

本書は、季刊『道』で行なってきた武道家へのインタビューをまとめたものです。

武道修業がどのように自分を支え、生きる指針となってきたか。
武道のあり方や、人としてのあり方など、厳しい時代・修業を経てきた先生方にじっくりとお話しいただきました。
その生き様に、多くの読者はたくさんの勇気と前に進むエネルギーを与えられることでしょう。

また、自らを律し社会に貢献する人材育成を目指す方は、指導者としてリーダーとしてのあり方の多くのヒントを見出すことでしょう。

出版社:どう出版 (2021/4/13)
発売日:2021/4/13
言語:日本語
オンデマンド (ペーパーバック):302ページ
【剣道編】
中村鶴治 剣道範士 
 青少年育成を終生の仕事として

芳根鋭蔵 剣道範士 
 剣は、実社会に通じて、はじめて「道」になるのです

羽賀忠利 剣道範士/居合道範士 
 子供の心に焼きつく手本となれ

石原忠美 剣道範士 
 我が剣道を語る 剣による人間形成を目指して

井上義彦 剣道範士 
 「生きる」尊さへの気づきが、武道を命と結びつける

森島健男 剣道範士 
 技の剣道から、 心・気の剣道へ 日本人を取り戻すためにて

児嶋 克 剣道範士/居合道範士 
 相手を迎えて一つになる

藤野圭江 剣道教士 
 子供たちとともに人生真剣勝負!

【弓道編】
大沢万治 弓道範士 
 阿波研造範士の教え 正しきを求めて

池田正一郎 梅路見鸞門人 
 中てることにこだわらず、そこを抜け出す境地へ

浦上博子 弓道範士 
 型で自由になる弓と心

リアム・オブライエン 弓道教士 
 “とらわれない” 世界へ 自己と向き合う修行の日々

岡〓廣志 弓道範士 
 的に向かい自分を磨く 弓道は時代を支える人間をつくる道


【なぎなた編】

澤田花江 なぎなた範士 
 七十余年の修行の賜物を次の時代に伝え残す

松尾綾子 なぎなた範士 
 わが身を修める なぎなたへの道

池嶋和子 なぎなた範士 
 深さに向かう稽古が人を育てる

― 季刊『道』144号(2005年春)〜172号(2012年春)に掲載 ー