水墨画 伝統から未来へ 李庚・塩見貴彦 本・書籍
本書前半では、四君子という画題を通して筆墨の特性と水墨画の基本的な構図を学びます。また、水墨画の代表的な構図とパターン、空間をより詳しく学ぶために東洋を代表する浮世絵の実例などを豊富に紹介していきます。そこにはこれから水墨画を学ぶ人へのヒントがあふれています。さらに、素材への理解と表現方法、歴代画家の画稿を学ぶため豊富な作品見本をもとに解説していきます。後半では古典表現、抽象表現、現代性を学びます。 新たな水墨画の世界を創造するために古典研究を大切にし、心に感じたイメージを筆墨に投影することで自分自身の表現をできるよう学んでいきましょう。
出版社:京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎
発売日:2022/2/10
84ページ
※この本はオンデマンドで作成・印刷されています。
目次
はじめに
第一部 構図と空間
第一章 東洋の木版画
第二章 水墨画の空間
第三章 構図と創作の要点
第二部 素材と表現
第一章 紙・墨の特性と筆墨表現
第三部 画稿と創作
第一章 歴代画家の画稿
第二章 画稿から創作へ
第四部 古典表現
第一章 画題と形式
第二章 意匠と筆墨表現
第三章 省略、余白
第五部 抽象表現
第一章 墨韻と表現
第二章 色彩と表現
第六部 水墨表現と現代性
第一章 形式の多様性
第二章 展示空間
第七部 制作
第一章 ポートフォリオの作り方
第二章 制作計画書
おわりに