ポジティブクリエイトリーダー 松田耕次のいたずら日記 本・書籍

ポジティブ心理学では、成果が出ると社員が幸福になるのではなく、社員が幸福になれば 成果につながると言われています。
このことをポジティブクリエイトリーダー(PCL)は、覚えてほしいのです。
まず、社員を幸福にすることを考えてほしいのです。
「笑顔」が満ちている職場になれば、嬉しいなといつも思っていました。
「笑う門には、福来り」
シーンとしている職場は、エネルギーが出ないと思っています。
「営業の現場」では、「商売」は、「笑売」也です。

出版社:ジュピター出版株式会社
発売日:2021/6/25
全112ページ

※この本はオンデマンドで作成・印刷されています。
【『はじめに』『おわりに』より抜粋】
『いじわるばあさん』をご存じですか?
『サザエさん』さんで有名な長谷川町子さんのもう一つの代表作の四コマ漫画で、昭和の時代に青島幸男さんが主演した大人気のコメディードラマです。おばあさんが、いろいろないたずらをやらかして周りを困らしたりしたが、正義感があり、悪人を懲らしめるというようなストーリーでした。
 私はこの漫画が好きで、青島幸男さんが出演するテレビもよく観ていて、大笑いしたものです。
 どこか憎めなく、強いものに挑んでいくという痛快さが好きでした。
(略)
 私は昔から面白いことが好きなので、人を驚かすことも大好きでした。
「いたずら」の意味は、いろいろあります。語源は「いたづら」といい、「徒」と書きます。 意味は、「無駄な」「無用なまま」という意味で、「無駄にふざける」ということから、「徒」に代わり「悪戯」と書くようになりました。
 昔から、いたずら者と言うと大道芸の「ピエロ」が思い出されます。おどけて悪ふざけして人を笑わせ、心を明るくさせます。
 また、四月一日のエイプリルフールは堂々と「うそ」をついたり「悪ふざけ」して、いたずらすることが許されている日まであります。
(略)
 そうです、いたずらは、笑いを引き出す程度のものはすばらしいコミュニケーションだと思います。
 私は、悪ふざけ=英語でprankの意味でとらえています。しかし、誰に対してもやれるものではありません。相手に愛情を持ち、許されると思う相手だけに行います。
(略)
 ポジティブ心理学では、成果が出ると社員が幸福になるのではなく、社員が幸福になれば 成果につながると言われています。
 このことをポジティブクリエイトリーダー(PCL)は、覚えてほしいのです。
 まず、社員を幸福にすることを考えてほしいのです。
「笑顔」が満ちている職場になれば、嬉しいなといつも思っていました。
「笑う門には、福来り」
 シーンとしている職場は、エネルギーが出ないと思っています。
「営業の現場」では、「商売」は、「笑売」也です。

【目次】
第1章 いたずらはサプライズ!
第2章 愛すべき「あだ名」
第3章 いたずらコミュニケーション
第4章 いたずらでお祝い!
第5章 いたずらは続くよ、どこまでも
第6章 いたずらは人を結ぶ

【著者プロフィール】
松田耕次
1981年外資系製薬会社に入社し、営業マネージャーから人材開発部門に異動後、インナーコンサルとして全営業部の組織変革を行い、会社を変革に導いた。その後営業部長として、現場の組織開発を独自のリーダーシップスタイルにポジティブ心理学とアプリシエイティブインクワイアリー(AI)を活用して行った。それによってポジティブな組織風土を創り上げ、売り上げV字回復・人材育成・部下のエンゲージメント向上・学習組織構築に成功した。現在株式会社サンクイットに所属し、組織開発コンサルタントとして多くの企業の組織開発をサポート中である。Valueは「さすがと呼ばれる。心を変える」。
著書に『10000人の心を揺らすポジティブクリエイトリーダー』(ジュピター出版刊)がある。