かものはしくん 心を届ける英会話のコツをおしえて! 本・書籍 Tomomi Jarrod

本ストーリーの中にも出てくる<sushi>事件。
豪研修中に小学校の売店前に座っていた私たち。上の文章が飛んできて、私ははっと顔をあげ ました。あるアジアの国からの留学生が寿司ロールを買いたくて、2ドルを握りしめています。慣れていたようで決してショックを受けているわけではありません。でも「あっ、またやちゃった。なんて言うんだっけ?」とちょっと困り気味。

人にお願いをする時、文の最後に「please」を付けるという<英語の話し方>を忘れてしまったその男の子は、一言「Sushi」とだけ言ってしまったのです。そこで <英語の話し方>のマナーを教えてくれた売店の店員さん。

「そうだ!そうだったよね。」と私たちも大きな <気づき> をもらいました。そうなんです。英語には <英語の話し方> があります。たとえ単語の意味が通じても、文法が正しくても英語の文化に必要な話し方・心・考え方が足りないと、英語ネイティブたちに違和感を感じさせてしまいます。
日本の子供達、そして大人の方も本当に一所懸命英語を学んでいると思います。そんな皆さんにさらに通じる英会話のコツをお伝えしたく、英会話教室運営15年の日豪夫婦がまとめたこの1冊です。

これから英語を学び始めるお子様への読み聞かせ、または将来の小学校または英語の先生へのサポートとなれば嬉しいです。

著者について
Tomomi; 1978年、仙台市生まれ。
11歳の時に、オーストラリアの女の子をペンパルとして紹介された日からオーストラリア一色の人生。
17歳で多文化の街 シドニーにて初のホームステイを体験し、多文化主義に興味を持つ。
学生時代はオーストラリア多文化主義を専攻、卒業後はNSW州のスコーンにて日本語教師を経験。
その後、TESOL英語教師資格取得留学まで子ども英会話講師として勤務。
帰国後、15周年を迎えたジェイモーズアカデミー豪会話を夫と開校。
仙台の私立大学にて非常勤講師も務める。
10歳の女の子の母親でもあり、現在はバイリンガル/英語学習コーチになるために学習中。

※この本はオンデマンドで作成・印刷されています。