管理職昇進試験 面接質問事例集 100問 本・書籍

本書は、会社の昇進試験面接における頻出質問 100問と回答のポイントをまとめている。
試験までの時間は限られているため、対策を効果的かつ効率的に講じていくことは非常に重要である。

管理職として押さえるべき「管理職とリーダーの違い」「組織論」「ダイバーシティ」「人材育成」「働き方」「部下の対応」など項目別で頻出質問と回答のポイントを網羅している。
時間を有効に使うためにも、面接の頻出質問と回答のポイントを短時間で理解し、面接を突破できるように本書を参考にしながらご自身の言葉で回答を構築していただければ幸いである。

管理職候補として受験することになったのであれば、今回確実に合格をしておきたい。
しかしながら、その管理職試験自体が不明瞭なことが多く、効果的な対策も十分にできないことも多いように思う。
まずは頻出質問を把握したうえで対策を考えていこう。
私自身も某外資系企業に勤めており、管理職試験を受験することとなった。試験対策に多くの時間を費やし、何とか1回で合格することができたのだが、当時はその不明瞭な試験に対してどのようにアプローチをしていくべきか、非常に難しさを感じていた。特に面接試験については、筆記試験のような対策本や模試も皆無であり、試験対策の手法がかなり脆弱であるように思える。またそれの頻出質問がまとめている書籍は非常に少ない。

それにも関わらず、管理職試験における面接は、非常に大きな合否の要素になることが多く、時間のない中で効率的かつ効果的に対策を進める必要がある。もちろん企業によって求められる管理職像や面接での質問は多少異なると思うが、管理職試験の面接における頻出質問は間違いなく存在する。本書は、その頻出質問と回答のポイントを短時間で把握するためにまとめられ、限られた時間で効率よく面接対策を進めることができる。

以前に比べて会社での昇進に対する関心は薄れ、「責任は負いたくないから管理職にはなりたくない」と考える会社員も増えてきているとのニュースも少なからず報道されている。しかしながら管理職としての考え方やポジションは会社員として新たな可能性を広げることができるだけでなく、転職や勤務地の変化など、それぞれの人生を大きく変えるきっかけになることさえある。本書を手にとってくれた皆さんにはぜひ次のステップで新たな仕事を広げ、社会でさらに大きく活躍してくれることを祈念するとともに、本書がその第一歩となる管理職試験突破への一助となれば幸いである。

出版社:NextPublishing Authors Press
発売日:2023/1/26
27ページ

※この本はオンデマンドで作成・印刷されています。