ステレオ時代 Vol.5 ネコ・パブリッシング 本・書籍

ソニーとフィリップスというゴールデンコンビが作り上げた規格、『コンパクトディスク』。
ハイレゾ・ブームの現代、音質的に物足りない規格と考えられがちだが、
日本のエレクトロニクス技術が世界の頂点だった時代のCDプレーヤーの音は、
下手なハイレゾの音を凌駕するものも少なくない。
今が買い時の傑作CDプレーヤーと、日本が開発した高音質テクノロジーの数々を、
関係者の証言を織り交ぜて紹介する。

登場するCDプレーヤー
marantz CD-34、PHILIPS CD-104、SONY CDP-R10/CDP-XA5ES、Victor XL-Z711、
PIONEER PD-UK5/RPD-500、TEAC VRDS-10SE、NEC CD-803など

出版社:ネコ・パブリッシング
発売日:2020/3/20
130ページ

※この本はオンデマンドで作成・印刷されています。
■キラリと光る3万円システム!
3万円で何が買える? ヘッドフォン? ミニコン? いや、世の中にオーディオ資産が
あふれている日本なら、きっと楽しい買い物ができるはずだ……ということで、
予算3万円でアンプ+プレーヤー+スピーカーのシステムを組んでみようという企画。

■『格子』のモノラルラジカセ
プラスチックと金属の絶妙なバランスは登場から40年経ったいま、驚くほど新鮮に見える。
パストフューチャー的なラジカセの世界へ誘う。

■ブランドストーリー『コーラル』
戦後間もなく立ち上がったスピーカー専業メーカーの老舗『コーラル』。
数々の傑作を生み出した名門メーカーは、バブルの荒波を越えられず、
ひっそりと消滅していた。ベテランオーディオマニアでも知る人は少ない、
コーラルの誕生と終焉の物語。

ほか、かつてオーディオ少年だった人たちに贈る、今こそ1970~90年代の
国産オーディオを楽しもう、という提案を中心としたムックです。