「山の」とつけられた由来は、スペインの生ハムは山岳地帯の多い地域で生産されてきたため、スペイン語で「sierre」は、「山」を意味しているため、山の生ハム=ハモンセラーノとよばれるようになったといわれています。
※ハモンセラーノはスペインの白豚の生ハムになります。
イベリコ豚の生ハムはハモンイベリコとなります。
スペインでは、何世紀も前から生ハムが作られていたといわれています。
それは古代ローマ帝国時代、戦争の遠征の保存食に生ハムをもっていったとも言われています。
スペインでは空気乾燥生ハムの消費量・生産量において世界最大規模です。
スペイン製造される主な生ハムは、一般的に食べられるハモンセラーノは約90%、高級な世界最高級と言われているハモンイベリコが約10%となります。
ハモンセラーノの豚肉の品種
EU諸国で生産された白豚になります。蹄が白いのが特徴。
品種はヨークシャー、ラージホワイト、ランドレース、ピエトレン、基本的に豚舎で主に穀類からつくられた資料を与えます。
生ハムづくりに必要なのは塩(海塩)、空気、温度管理、時間だけです。
現代は不安定な自然の力だけを借りずに、伝統的な製法と近代的な乾燥設備を合わせ、安定した高品質の生ハム作りを行っています。
製造工程は「塩漬け」(冬)→「後塩漬け」(冬)→「乾燥」(春・夏)→熟成(秋)
。
生ハムを食べるのは室温(14℃〜24℃)に戻してから食べるのが一番おいしく召し上がれます。
スペインではおつまみとして食べられることが多く、赤ワインやビールと食べたり、パンと一緒に食べるのが一般的です。
・原木(ブロック)をスライス。
可能な限り薄くスライスし、一口で食べれるようにカットしてください。
切りたてをすぐにお召し上がりいただくのが何よりもおいしく召し上がれます、空気に触れるほど乾燥し、酸化が進みますのでお早目にお召し上がり下さい。
一度で使いきれない原木は、高温、多湿を避け、常温で保存してください。ラップをかけて保存していただき、カビができないようにこまめに保存してください。
ワインやビールの、おつまみはもちろん、フランスパンやクラッカーチーズとともにお召し上がりください。
必要な道具 1、生ハム台(ハモネロ)にハモンセラーノを固定します。最初は蹄を上に向けます。 2、足の骨が現れるまでは、常に切り口が水平になるようにカッティングを進めてください。 3、足骨が現れたら、ハモンセラーノを裏返し、余計な脂身を取り切り進んでください。 |
賞味期限 | 約一か月以内にお召し上がりください。 保存食なので腐ることはありませんが。お届けして開封すると熟成が終わり、風味や味が日に日に落ちてしまいます。なるべく早めにお食べください。 |
保存方法 | スペインと日本では、気候が違うため冷蔵庫での保管が一番です。 冷蔵庫に入らない場合は、常温保存してください。1本すべて使わない場合は、いる分だけ脂を切り取り、切り口のみにしてください。切ったあとはオリーブオイルを塗り、ラップを全体に巻いてください。(乾燥を防ぐため) 一部切った脂身を切り口にのせたりしますが乾燥したりしますので当店ではお勧めできません。 |
人数目安 | 1本で約80人分。 |