重要文化財/「興福院所蔵刺繍掛袱紗」/The Embroidered FUKUSA of Kombuin/切畑健著/1992年/紫紅社(しこうしゃ)発行
奈良の興福院に伝来する31枚の刺繍の掛袱紗 (重要文化財) は徳川五代将軍綱吉の側室、瑞春院の祝儀に用いられたもので、いずれも見事な刺繍によって吉祥文様が表され、当代最高の繍技を示している。本書は31点全作品を収録し、原寸大の部分図や拡大図、復元図などすべてカラーで掲載。A3判、上製本。総152頁。表紙裏見返しに水玉様のシミあり、本の状態は良の部類です。新本入荷ですが、保管中の経年による焼けシミが出ているようです。