サイズ
高さ : 5.20 cm
横幅 : 10.00 cm
奥行 : 12.20 cm
重量 : 160.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
セラーコード:X07LCDZY1D
- サイズ:100ml、4.5x4.5x10cm
- 成分:銅イオン化合物、セレンイオン化合物
- 用途:鋳鉄、炭素鋼、マンガン鋼、ケイ素鋼などの鉄系金属表面の黒化(ステンレス鋼、銅、アルミニウム、合金は適用しません)
- 重量:147g
【特性】 浸漬・ハケぬりで、常温黒染できる。設備不要。 ・加工技術が極めて簡単で特別な設備を必要とせず少量のものはポリバケツで充分です。 ・被処理品が複雑な形状のものでも均一な皮膜ができます。 ・加工温度が常温ですから材質をいためることはありません。 ・無臭、引火性も無く長期保存(2年)でも変質いたしません。 ・加工前後の寸法の変化は殆どありません。 ・加工法としては浸漬法のほか、刷毛塗りもできます。 【倍率】 原液1に対して水(蒸留水又は水道水)3~5倍。刷毛塗りの場合は原液あるいは1:1(水)比例で使用。 【使用方法】 【1.脱脂】 黒染加工は化学反応によるので、完 全脱脂が必要です。(※脱脂が不充分だと、染めムラが生じます。) 脱脂剤の使用場合には被染体を5~30分浸漬させ、充分脱脂の上取り出し自然乾燥させます。 【2.水洗(湯洗)】部品の残留溶液を洗拭してください。 【3.表面活性化】サビ、スマットがある場合は10%塩酸水溶液(工業用塩酸を水で2~3倍にうすめた液)に1~2分浸漬します。 【4.水洗(湯洗)】部品の残留溶液を洗拭してください。 【5.黒染処理】常温黒染剤を水(蒸留水又は水道水)で1:3(5倍)の割合にうすめ、この溶液中に上記前処理完了した被染物を入れ、数回上下に攪拌しつつ、1~3分間浸漬します(室温:15~30℃)。刷毛塗りの場合は原液あるいは1:1比例、2~4回塗るが適当です。(原液のまま又は希釈割合が不十分だと、定着不良となりますので、注意) 【6.水洗(湯洗)】部品の残留溶液を洗拭してください。 【7.黒染仕上】水置換性防錆剤で防錆処理する事をして、浸漬を充分したら、すぐにとりだせば、完成です。 【注意事項】 ?脱脂は最も重要なことです。オイルが完 全に除去されたことを確認してください。 ?常温黒染剤はリサイクルすることができます。そして、長すぎるまたは短すぎる浸漬を避けて、黒染めた後すぐ取ってください。 ?冬には温水をおススメ。黒染温度を15℃から-30℃に保つようにしてください。 ?黒染めた後、いくつかの完成品を選び、色を確認するために手で優しく拭きます。色が良くない場合は、やり直すことができます。 ?溶液のメンテナンス:一定期間の生産後、溶液は白濁または沈殿、pH> 2.7、溶液が老化して濃度が減少していることを示します。この時で沈殿物を濾別し、原液を添加すると、pHは約2〜2.5に回 復し、そして連続的に使用することができる。 ?水置換性防錆剤を使用しない場合は、できるだけ早く部品をきれいに洗浄し、乾燥させる必要があります。 ?大量使用する前に、小範囲のテストを実行することは必要です。 ?すでに使用された液は、原液に注いすることはできません。 ?黒化剤は弱酸性で非腐食性です。ですが、肌に直接触れることはお勧めしません。誤って手に触れた場合は、直ちに水で洗い流してください。