財政の意義や役割を理解することを主眼とした、これまでにない財政学の入門テキスト。財政の基礎を学んだ後、貧困・格差が広がり分断が進む日本社会が抱える課題を、財政学の観点から解説します。複雑な制度や難しい理論を学ぶ前の、最初の一冊として最適です。アクティブ・ラーニングにも対応!
経済・社会の動揺と財政―分断の時代を生きる|第1部 財政の基本をつかむ(予算と財政民主主義―財政は「共同の財布」たりうるか|税と信頼―社会を映す税制|社会保険と生活保障―負担の側面から読み解く|財政赤字の理論と実際―債務国家化の進展|地方自治と地方財政―身近な政府を考える)|第2部 財政の視点から社会問題を解く(経済成長と所得再分配―狭間で揺れる財政の役割|格差・貧困の拡大と所得保障―労働による「自立」を問い直す|世代間対立と社会保障―少子高齢社会をともに生きる|地域の変容と地方財政―「生活の場」のニーズを満たす|グローバル化の進展と財政の変容―福祉国家の行き先)|社会統合と財政―財政学を学ぶということ
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