●『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、J.K.ローリング原作のハリー・ポッターシリーズ第6作。『ハリー・ポッターと賢者の石』出版から20周年を記念した特別新装版で、コールデコット賞を受賞したブライアン・セルズニックによる見事なイラストが表紙を飾ります。 <あらすじ>ヴォルデモードとの戦いはうまくいっていません。マグル政府さえ気づいています。ロンは、日刊予言者新聞の死亡記事ページに目を通し、見知った名前が載っていないか探します。ダンブルドアは長期間ホグワーツを不在にし、不死鳥の騎士団はすでに損失を被っています。それでも…戦いのさなかにあっても、人生は続きます。6年生は「姿現わし」を学び、その過程で眉毛を数本失ってしまいます。ウィーズリー家の双子は事業を拡大。ティーンエイジャーたちは、いちゃついたり、ケンカしたり、恋に落ちたり。授業は決して簡単ではありませんが、ハリーは謎めいた「半純血のプリンス」から驚くべき助けを受けます。 ●ハリー・ポッターの物語が重層的に展開する第6巻において、ヴォルデモートとの大きな対立が背景でくすぶり続ける一方で、魔法界における個人的な力関係や暴露が、プロットの中心に据えられます。ハリーはここホグワーツで、ヴォルデモート卿となる少年の複雑な全貌を探ることになり、それによって彼の唯一の弱点を見つけることになります。 ●『ハリー・ポッターと賢者の石』出版20周年を記念したこの豪華な新版は、コールデコット賞受賞作家ブライアン・セルズニックが描き下ろした新デザインの表紙と、メアリー・グランプレによる人気のオリジナル挿絵が特徴。 <著者について> [J.K.ローリング] J.K.ローリングは、85の言語で6億部以上を売り上げ、オーディオブックとして10億時間以上聴かれ、8本の大ヒット映画にもなった、不朽の人気で時代を決定づけた7冊の「ハリー・ポッター」シリーズの著者である。 ハリー・ポッターシリーズに付随して、彼女は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 (原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them) を含む3冊の短編をチャリティのために執筆した。大人になったハリーの物語は、J.K.ローリングが脚本家ジャック・ソーン、演出家ジョン・ティファニーと書いた舞台劇『ハリー・ポッターと呪いの子』で続けられた。 2020年、彼女は童話『イッカボーグ』で幼児向け出版に復帰し、その印税を自身の慈善信託であるヴォランに寄付した。最新の児童小説『The Christmas Pig』は2021年に出版された。 J.K.ローリングは、ロバート・ガルブレイス名義で執筆した探偵シリーズを含め、執筆活動で多くの賞を受賞している。また、ヴォラント社を通じて多くの人道的活動を支援しており、国際的な児童養護改革チャリティ団体ルーモスの創設者でもある。 J.K.ローリングは家族とスコットランド在住。
[メアリー・グランプレ] メアリー・グランプレは、コールデコット・オナーを受賞したバーブ・ローゼンストック作“The Noisy Paint Box”、自身が著者でもある“Cleonardo, the Little Inventor”、ハリーポッターシリーズ全7巻のオリジナルアメリカ版など、20冊以上の美しい本のイラストを担当してきた。 彼女の作品はニューヨーカー誌やアトランティックマンスリー、ウォールストリートジャーナルにも掲載され、絵画やパステル画は全米のギャラリーで展示されている。 家族とフロリダ州サラソタに在住。
[ブライアン・セルズニック] ブライアン・セルズニックの著書は何百万部も売り上げ、世界中で数え切れないほどの賞を受賞し、35カ国語以上に翻訳されてきた。 彼は、コルデコット賞を受賞し、ニューヨークタイムズ紙のベストセラー第1位に輝いた『ユゴーの不思議な発明』(原題:The Invention of Hugo Cabret) (マーティン・スコセッシ監督のアカデミー賞受賞作『ヒューゴの不思議な発明』として映画化) を皮切りに、ジャンルにとらわれない革新的なテーマ3部作でそれまでの小説の常識を打ち破った。 続いて、著名な映画監督トッド・ヘインズがセルズニックの脚本で同名映画化したニューヨーク・タイムズ1位のベストセラー『ワンダーストラック』、ニューヨーク・タイムズ1位のベストセラー『マーベルズ』を発表。セルズニックの最新の青少年向け作品『Baby Monkey, Private Eye』(夫のデヴィッド・サーリンとの共著)はALA (アメリカ図書館協会)注目図書に、『Kaleidoscope』はニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ2021年の注目児童書にそれぞれ選出され、いずれもニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなった。 また、J.K.ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズ20周年記念版の表紙イラストも手がけている。 セルズニックとサーリンはニューヨークのブルックリンとカリフォルニアのラホヤを行き来している。
[言語] 英語 [著者] J.K. ROWLING / Illustrated by Brian Selznick, Mary GrandPre [出版社] Scholastic, Inc. [出版年] 2018年6月26日 [ページ数] 688ページ [装丁] ペーパーバック [ISBN-13] 9781338299199 [Lexile指数*] 920L [対象年齢] 9〜12歳
*Lexile指数・・・Lexile指数は、「文章の難易度」を表す指標で、英語圏で必要とされる標準的な「英文を読む力」を基準として、文章の単語数や難易度、構文の複雑さ、長さなどを総合的に数値化しています。読者にとって適切なレベルの英文は、その人のLexile指数より下は100Lから上は50Lまでの範囲としています。 (例:900Lの場合は、通常800L〜950Lが適切な範囲) ※海外製品です。輸送時の衝撃などにより、細かな汚れや傷が生じる場合がございます。返品・返金・交換等の対応はいたしかねますので、ご理解・ご了承の上ご購入いただきますようお願いいたします。 ※当社はアメリカの最大手の書店Barnes&Noble (バーンズアンドノーブル) から仕入れをしております。取り扱い希望の商品がございましたら、気軽に申しつけください。 |