Ortofon オルトフォン SPU GTX S トランス内蔵 MCステレオカートリッジ Made in Denmark
I.SPU史上初、シェル本体とボトムカバーを完全同一素材化
SPU GTX Eは、MC型カートリッジとしては随一の歴史を誇るSPUシリーズの中で史上初めて、Gタイプのヘッドシェル本体とそのボトムカバーを完全に同一の素材としました。これまでのGシェル用ボトムカバーはヘッドシェルと異なる素材を用いており、またその多くが単一素材の樹脂を成型したもので、年代ごとの微細な形状変化を除くとその相違点はカバー色のみでした。
II.SPUの伝統、丸針と楕円針の2モデルをラインナップ
レコード会社や放送局などのプレイバック・スタンダードとして開発されたSPUは、シリーズ誕生後の早いうちから丸針(Spherical)と楕円針(Elliptical)仕様の2機種で構成され続けており、いわゆるオールド・SPUと称されるSPU G/GEや、これの後継モデルであり現行製品へと連なるSPU Classic G/GEシリーズ、エントリーモデルのSPU #1S/Eなどがこれに該当します。この流れを踏襲したSPU GTXシリーズもまた、これらのモデルから引き継がれた王道のアルミカンチレバーを備え、その先端には丸針か楕円針が取り付けられています。