Ortofon オルトフォン 2M Red Premounted MMカートリッジ Made in Denmark

2M Redは最高の磁気回路に接合式楕円針を搭載した、妥協のないハイコストパフォーマンスのエントリーモデルです。Redのサウンドコンセプトはエネルギー感に優れ、ウォーム(暖かみのある)でダイナミック、かつオールラウンダーなサウンド。
2M Redは、オルトフォンのHi-Fiカートリッジのエントリーモデルにあたります。このため、何よりも重視されているのはサウンドの「オルトフォンらしさ」。エネルギッシュでありながら落ち着いた音色は、昔ながらのヨーロピアン・サウンドにも通ずるものがあります。しかし、2Mシリーズには現代の極めて高解像度なレコードも不足なく再生するという重要な使命があります。
そのため、シリーズの入口にあたる2M Redであっても本体の基本構造を高性能な上級機とほぼ共通とし、スタイラスには接合式の楕円針を採用しています。

●出力電圧:5.5mV ●周波数帯域:20Hz-22,000Hz ●ダイアモンド針:Elliptical ●カンチレバー:アルミニウム ●適正針圧:1.8g ●自重:16.7g(目安値、SH-4 Black取付済)  
2M Premountedシリーズの全モデルに用いられている軽量でシンプルな形状のSH-4 Blackヘッドシェルは、人間工学に基づいた設計思想によりフィンガー(指かけ)が大きく、また扱いが容易となるよう絶妙なカーブが付けられているため、レコード再生が初めてのビギナーはもちろん、ベテランのアナログファンにもおすすめの逸品です。また、このヘッドシェルは同じく軽質量・軽針圧なカートリッジである2Mシリーズとの相性も極めて良好です。そして2M Premountedシリーズは、カートリッジ自重が全機種で共通の2MシリーズをSH-4ヘッドシェルにマウントしているため、シリーズの全モデル共通でカートリッジ+ヘッドシェルの自重が16.7g(目安値)となっています。軽質量なカートリッジの装着を想定して設計されたトーンアームにはベストマッチとなりますが、重質量・重針圧なカートリッジの装着も想定したトーンアームに対しては最低対応自重の範囲外となる可能性もあります。この場合は、SH-4よりもヘッドシェル本体部分が厚く重量のあるLH-4000(自重の目安値14.3g、取付ネジ除く)などへのヘッドシェル交換を推奨します。