LAN導線(ツイストペアケーブル)をT568B規格で整える手順
一般的なLANケーブルの配線規格(T568AまたはT568B)に従って、導線の順番を整えます。
・T568A配線順: 1白緑 → 2緑 → 3白橙 → 4青 → 5白青 → 6橙 → 7白茶 → 8茶
・T568B配線順(一般的): 1白橙 → 2橙 → 3白緑 → 4青 → 5白青 → 6緑 → 7白茶 → 8茶
※並びがバラバラだと、コネクターにうまく収まらないので注意します。
製品特徴
多機能
外皮剥き ワイヤー切断 端子圧着 多機能工具
一つでカットから圧着まで完了できる。人間工学に基づき設計された製品は握りやすくになり、作業苦労を減らす。
ラチェット機構搭載
ラチェット機構と垂直移動ダイスで確実に安定した圧着。
カシメが終わったかどうか判断でき、力も必要以上に要らなず省力。
圧着作業がスムーズで正確に行えます。
強制解除機構付き
内蔵された強制解除機構により、迅速かつ容易に解除できます。
滑りにくいグリップ
快適性と安定性を備えた樹脂性ラバーグリップは、滑りにくいテクスチャでしっかりと握れます。さまざまな作業環境に適応し、手の負担を軽減して長時間の作業でも疲れにくい設計です。
マルチに使える
ラチェット機構により、上下から均一な力で圧着します。特殊な熱処理により、刃が鋭く精密に仕上げられています。
ケーブルを傷つけることなく、簡単に切断や被覆剥きができます。
コンパクト
製品は325g重さで持ち運びやすい。使い方が簡単で、素人からプロまで誰でも利用できる。
使用方法
ケーブル切断
グリップを握り、ケーブルを回転させながらカットします。
ケーブルストリッパー 被覆を剥く
LANケーブルの外被を取り除きます。8本の撚り線(ツイストペア線)が現れます。
導線を整える
導線をきれいにし、絡まりをほぐします。
配線の順番が崩れないように指でしっかり押さえ、平らに揃えます。配線の先端が均一の長さになるように調整します。
かしめ コネクターに挿入
整えたケーブルをコネクターに差し込み、コネクターをしっかり圧着します。
圧着が不十分だと接触不良の原因になるため、最後までしっかりと締めます。
状態確認
自動解除されるまで加締めます。LANケーブルテスターを使い、接続が正しくできているか確認します。信号の断線や誤配線がないかチェックし、問題があればやり直します。
よくあるご質問
Q.ケーブルの被覆をどのくらい剥けばいいですか?
A.約2〜3cmを目安に剥くのが適切です。剥きすぎると内部のツイストペアのねじれが解け、信号品質が低下する可能性があります。
Q.圧着後にケーブルがうまく機能しない場合の原因は?
A.以下の原因が考えられます。
・導線が奥までしっかり入っていない
・圧着が不十分で、金属端子と導線が接触していない
・配線順が間違っている
・コネクターの破損
Q.使用時の注意点はありますか?
A.作業中は手や指を挟まないようにご注意ください。また、過剰な力を加えず、適切な力加減で使用してください。
Q.ラチェット構成品ですか。
A.ラチェット内蔵品です。圧着が不十分だと接触不良の原因になるため、最後までしっかりと締めないと解除されない仕組みです。
Q.導線をまっすぐにするコツは?
A.軽く引っ張りながら、指で何度かしごくと真っ直ぐになります。また、導線を少し温める(手のひらで温めるなど)と、撚りを解きやすくなります。