用途 | 垂直移動ダイスを採用の省力タイプの圧着工具
SM、PHD、NH、VH、ELをペンチ1本に PH・PAコネクタ用端子(2.0Aピッチ)
SM NHコネクタ用端子(2.5Aピッチ)
VHコネクタ用端子(3.96ピッチ)
ELコネクタ用端子(4.8ピッチ)に対応 |
特徴 | ■ TPPグリップ 閉じた時約50mm、とてもハンディ 柄幅が狭く使いやすい 滑りにくいハンドルなので、連続作業にも疲れません。
■ ラチェット機構 被覆ごと噛んで端子が抜けない場合 ラチェット緊急解除キーを動かしてロック解除もできる! 通常のペンチ同様、単純にハンドルを握り込むだけの操作で、確実に端子を圧着させることが可能で、配線作業を非常に簡単に行うことが可能です。
■ 芯線(ワイヤーバレル)と被覆(インシュレーションバレル)を同時圧着 SSH-003T-P0.2-H、SSHL-002T-P0.2、SZH-003T-P0.5、S(B)PH-002T-P0.5S、S(B)PHD-001T-P0.5に対応
■ 放電EDMカットダイス 弾性係数、硬度が高い ワイヤー放電加工により精密器具並みの高精密度仕上げ ダイス表面のばり・返し抜き処理がされており、圧着後に端子とくっ付くことが少なく、抜けやすい。
■ 垂直移動ダイスで垂直カシメ、省力タイプ 従来のワニ口式と比べ約70%の力で圧着できる上に確実に安定した圧着を実現 |
圧着方法 | 1.電線のカット コネクターに合わせて適切な電線を選び、カットします。
2.電線の被膜を剥く 芯線の太さに合わせて歯を選びます。被覆を剥く長さは、端子の圧着部の長さより1mmほど長めにします。
3.圧着 端子圧着部をペンチの歯に軽く挟んで固定し、電線を芯線圧着部に挿入します。グリップを強く握って圧着します。圧着完了後に成形確認機構が解除されます。
4.完了 仕上がりを確認して、端子台またはハウジングにセットします。 |
よくあるご質問 | Q.ダイスの取り替えはできますか? A.取り替えできません。
Q.圧着工具(新品)のハンドル動作がかたい。正常ですか? A.新品の場合、リングやピンがかたいことは正常です。しばらくお使いいただくことで少しずつなじみ、軽くなります。
Q.ラチェット構成品ですか。 A.ラチェット内蔵品です。
Q.ハンドルが開かない時の解除方法は? A.ハンドルを強く握りこみ、電線とリングスリーブを押し潰すことで、ハンドルを解除することができます。ハンドルの外側方向(開く方向)には絶対に力を加えないでください。
手順1 工具を逆さまに持ち替え、両手でハンドルの先を握る
手順2 ハンドルを両手で強く握り続ける
手順3 緊急解除レバーをドライバーで動かしてみる。電線が固定されていても、誤ったダイスで圧着した端子・電線は使用できません。再度、正しい組み合わせで圧着作業を行ってください。
Q.圧着精度に関して保証はあるか? A.使用端子や電線種類によっても圧着精度に差があります。この商品をご使用になる場合は、必ず事前に圧着テストを行い適した圧着精度(圧着強度)を確認の上、本圧着を行ってください。
また、端子メーカーの保 証が必要な場合、端子メーカー指定工具をご使用してください。 |
ご注意(免責)> 必ずお読み下さい | ・感電の恐れがありますので、活線の圧着作業は行わないで下さい。 ・圧着する端子およびスリーブに適合する工具を使用して下さい。 ・適正な接続を得る為圧着する端子およびスリーブと電線のサイズを間違えないようにして下さい。圧着不良により火災の原因となる恐れがあります。 ・成形確認機構により、完全に圧着できるまでハンドルは開かないでください。 |