子どもの想像力を豊かに育む 冒険物語やファンタジーの 読み聞かせオーディオブック ●お子様が集中して聴けるよう、お話は1話10分程度。 ●プロとして活躍する朗読家や声優・ナレーター達が感情豊かに読み上げ、 物語を盛り上げる音楽や効果音もお子様を作品世界に引き込んでくれます。 「アラビアンナイト」は日本では「千夜一夜物語」とも呼ばれ、 世界的に知られているイスラム世界の説話集です。 その原型は8世紀頃と言われていますが、18世紀初頭にフランスの アントワーヌ・ガランが翻訳してからは、世界各国で広く読まれるようになりました。 ペルシャ王の妻・シェヘラザードが夫である王に語った物語の数々は、 シンドバッドやアラジンのような架空の人物から、実在の人物までが登場し、 ハラハラする冒険物語や魔法が飛び交うファンタジーなど、 非常に多彩で面白いものばかりです。 あらすじ「アラジンとふしぎなランプ」 昔、中国の都に、ムスタフという働き者の仕立屋が住んでいました。 ムスタフにはおかみさんと、アラジンという怠け者の一人息子がいました。 ムスタフが病気で亡くなってからは、アラジンのお母さんは糸を紡いで細々と 暮らしていました。 ある日、アラジンの元に伯父を名乗るおじいさんが現れます。 伯父さんはアラジンたちに親切に振る舞い、亡くなったムスタフの話を 涙ながらに聞いてくれたことで、お母さんもすっかり本物の伯父さんだと 信じてしまいました。 伯父さんは翌々日、アラジンを遠くの深い谷へ連れて行きました。 そこには秘密の入り口があり、「この下には宝物がある。それをお前に分けてやろう。 だから私の言う通りにおし」と言われ、アラジンは大喜びします。 伯父さんはその洞窟の突き当りにあるランプを取ってくるよう、 アラジンに言うのでした。実はそのランプというのは とても不思議な力を持ったものだったのです…… 「アリババと四十人の盗賊たち」 昔、ペルシャのある町に、カシムとアリババの二人の兄弟が住んでいました。 ある日のこと、アリババは盗賊たちの秘密の洞窟の開き方を偶然知ってしまいました。 盗賊がやったのを真似て、「開け、ごま」というと不思議なことに岩が二つに割れ、 その中には盗賊たちが貯めこんだ宝物や金貨や銀貨が山のようにありました。 アリババは金貨を詰め込んだ袋をロバに積んで、喜び勇んで家へ帰りました。 ですが、兄のカシムにその金貨をどこに手に入れたのかを問い詰められたアリババは、 洞窟のことやその秘密の合言葉を全部話してしまいました。 カシムは早速その秘密の洞窟に出かけ、「開け、ごま」を唱えて、 その洞窟のなかにある金貨の袋を持ち出そうとしますが、 中から出る時に戸を開く言葉を忘れてしまい、盗賊たちに見つかって 殺されてしまったのでした。 帰って来ないカシムを心配したアリババは、また例の洞窟に向かうのですが…… <仕様> オーディオブックCD ■品番:9784775985984 ■JAN:9784775985984 ■発売元:でじじ発行/パンローリング発売 ■発売日:2019.01.25 |