あらすじ 子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。 しかし、産まれた子供は身長が一寸(現代のメートル法で3cm)しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。 子供は一寸法師と名づけられた。 ある日、一寸法師は武士になるために京へ行きたいと言い、御椀を船に、箸を櫂にし、針を刀の代わりに持って旅に出た。 京で大きな立派な家を見つけ、そこで働かせてもらうことにした。 その家の娘と宮参りの旅をしている時、鬼が娘をさらいに来た。 一寸法師が娘を守ろうとすると、鬼は一寸法師を飲み込んだ。 一寸法師は鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、一寸法師を吹き出すと、持っていた打出の小槌を置いて山へ逃げてしまった。 一寸法師は打出の小槌を振って自分の体を大きくし、娘と結婚した。 ご飯と、金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたという。
<仕様> オーディオブックCD
■品番:9784775925478 ■JAN:9784775925478 ■発売日:2008.01.29 出版社 : でじじ発行/パンローリング発売 言語 : 日本語 |