尾崎人形 水鳥 土笛 郷土玩具 陶器 尾崎人形保存会 

尾崎人形 「水鳥」 土笛
尾崎人形保存会の一つ一つ手作りの郷土玩具です。見ているだけで心がほっこりします。
お子様の贈りものやインテリアにもおすすめです。

■生産地:日本(佐賀県神埼市)作り手:尾崎人形保存会
■素材:陶器
■注意事項:一つ一つ手作りですので、写真とは、絵付けが多少異なりますので、予めご了承ください。
【佐賀神埼の郷土玩具 尾崎人形】
尾崎人形は、神埼町尾崎西部地区に伝わる焼き物の人形で、全国の陶磁器の中でも古くからの伝統を残しています。

【尾崎人形の特徴】
尾崎人形は30種類ほどありますが、中でも鳩笛はテテップウといって子供に人気でした。鳩笛は全国の土焼人形産地にはよく見られますが、首を少し横に向けたものは少なく、尾崎人形の特徴となっています。土笛には虫下しの効果があるとされていて、子供の健やかな成長を願うお守りでもありました。

【尾崎人形の由来】
伝承によると「弘安4年(1281年)蒙古が襲来した元寇(弘安の役)の際、捕虜になった蒙古軍の兵隊が人形を作って吹き鳴らし、遠い祖国を偲んだ。そして技術は地元民に伝わり、焼き物が盛んになった」と伝えられています。この焼き物はやがて尾崎焼として、瓦・火鉢・鉢物類を焼くようになり、江戸時代には佐賀藩から幕府への献上品の一つになっています。尾崎焼の人形作りは、一時途絶えた時期もありましたが、尾崎西分地区の「尾崎人形保存会」の手によって再興され、現在も存続されています。