SHUBB Fine Tune カポタスト・シリーズ 店長の使用レビュー
このカポのすごいところをレビュー形式でお伝えします。
ポイントはチューニングが狂いにくいこと
皆さんはカポを持っていますか。アコースティックギターを弾く人はたいてい持っていますよね。そのカポに性能差があるのを知っていますか。
カポの中には、装着した時に「チューニングが狂う」ことが多いのです。そのたびに、チューニングをやり直すのも大変ですよね。このカポはチューニングの変化を極力なくすことを考えて作られています。それで、このカポのシリーズ名は、「Fine Tune Capo」と言います。どんなカポなのかお伝えします。
開放弦の音がきれい
このカポを装着して開放弦をジャラーンと鳴らすと、その音の粒立ちのよさに驚くと思います。通常のカポは音がこもりがちになりますが、このカポは装着しているのがわからないほどクリアーな音がします。どうしてそんないい音がするのか、その秘密を次から検証します。
U字型が理想と言える理由
このカポの細部を見ていくと、U字型にこわだった理由がわかります。まずはカポが弦に接する所(ゴムスリーブ)が「細い」ということです。
測ってみると5mmでした。クリップ式のゴムは7〜8mmくらいが多いので、見た目にも細いと感じます。これは推測ですが、面積が狭くなると、圧力が強くなりますので、それだけ弦を抑える力が強くなると思います。そうするとピッチが安定すると思います。
しかし、ゴムスリーブを細くするとクリップ式では不安定でぐらつく可能性もあります。それでU字型を採用したのかと思います。弦にきっちりと圧力をかけるために、このU字型は理想的な方式なのだと思います。これはあくまでも私の想像ですのでご了承くださいませ。
ネジが回転しないためネックを傷めない構造
このカポよく考えられているなあと感心する構造です。つまみを回して締め付ける時に、つまみの中のナット部が回転し、ネジ部は回転せずに下がっていくので、締め付け過ぎてネジがゴム部を突き破って、ネックを傷付けるということがほぼ発生しないのです。U字型カポを嫌う人の中には、昔、締め過ぎてネジでネックに穴をあけた経験がある人もおられると思います。これはその点心配無用です。
また、カポの内側の両サイドに丸ゴムが付けられていて、これもネックの傷防止になっています。まさにいたれりつくせりですね。
つまみにある数字の優れた機能
このカポのつまみは6角になっていて、それぞれに1~6の数字が付いています。これは「カポのベストポジションを記憶できる」機能です。
例えば、自分のギターでカポ2にセットした時、フレット寄りにきちんと装着し、つまみを締めて、チューニングが狂わないちょうどよい強さにセットしたとします。これが自分のギターでカポ2のベストポジションになりますね。
このベストポジション時のつまみの数字を覚えておくのです。そうすると、次回また自分のギターでカポ2にセットする時、位置を同じにして、つまみを締めた時、同じ数字の位置まで締めるなら、それは前回と同じベストポジションになるのです。
特に演奏会やライブ時など、時間のない時にカポを付ける時に役立つことでしょう。この数字はベストポジションのメモリー機能だったんですね。
ゴムの柔らかさが絶妙で耐久性もあり
SHUBBのカポ全体に言えますが、ゴムが柔らかすぎず硬すぎず、絶妙なのです。さらに経年劣化しにくく耐久性もあります。メーカーから替えゴムも販売されていることから、まさに一生もののカポと言えると思います。
F1とF3の幅の違い
当ショップで販売しているカポはSHUBB F1とF3です。 「Fine Tune Capo」シリーズ には以下の3つのラインナップがあります。
F1=ノーマル用 内寸49mm
F3=ワイド用 内寸56mm
F5=バンジョー用 内寸不明
F1(ノーマルネック用)は通常サイズのアコースティックギター用になります。F3(ワイドネック用)は、12弦ギターやネック幅が広い(太い)クラシックギターでも対応できるタイプです。もちろんF3を通常サイズのアコースティックギターに使用することも大丈夫です。
Ayersはナット幅44mmでネックの太さも標準的ですが、F1とF3でそれぞれ何フレットまで装着できるか試してみました。
すると…
F1では最高9フレットまで付けられました。もちろん、Ayersよりナット幅が広いギターやネックが太いギターでは最高7フレットなどになるかもしれません。
一方、F3では最高11フレットまで余裕で付けられました。12フレットも付けられると思いますが、裏のネックの土台に少し当たるため、カポが斜めになってしまうので、11フレットにしました。実際はこんな高フレットでカポの使用はないと思いますが、このF3(ワイド用)だと、太いネックでもかなり高フレットまで使用できると思います。
ノーマルネックのギターであればF1でも十分ですが、「大は小を兼ねる」という言葉にあるように、幅が広い方が狭い方よりもいろいろなギターに対応できるので、まずはF3をそろえるという考え方もあると思います。
高機能で見た目も美しく、耐久性もあるSHUBB Fine Tune カポタスト・シリーズ、ぜひおススメです。
【この商品について】
【商品名】 SHUBB F1/F3
【重 量】 37g/40g
【内 寸】 49mm/56mm
【送 料】 全国送料無料(レターパックにて発送)