

スリランカの紅茶は製茶工場の高度によって
高地産・ハイグロウン(標高約1200m以上〜)、中地産・ミッドグロウン/ミディアムグロウン(600〜1200m)、低地産・ローグロウン(600m以下)に分類され、キャンディはミッドグロウンの産地です。
その名はスリランカの古都に由来し、セイロン紅茶の父・ジェームズテイラーが紅茶栽培を始めた場所。
程よいボディと明るい赤褐色の水色、紅茶らしい風味と飲みやすさを兼ね備えた紅茶の宝庫です。

香ばしフルーティー
オーソドックスティーを中心に生産するナヤパネ茶園。飲みやすい味わい、プラムやプルーンを思わせるフルーティーさ、そして香ばしさの三位一体は今回も健在、2024年版はドライローズのような穏やかな余韻も魅力です。
ストレートティー、ミルクティー、アイスティー様々な楽しみのある紅茶、お好みで甘くしたり、一かけセイロンシナモンを加えるアレンジも素敵。
毎日の上質ティータイムに寄り添う紅茶、常備ティーにぜひ。
茶園について
プセラワの町に近いキャンディ地区の茶園、流通においてはキャンディというよりウェスタンミディアムグロウ(西部中地産紅茶)と言った方が通りが良さそう。
日本市場向け高品質紅茶の生産に重きを置いた生産体制をとっています。

茶葉について
グレードはFBOP
FBOP=Flowery Broken Orange Pekoe
入れ方の目安
茶葉3gに対して熱湯200ml蒸らし時間3分、または茶葉3.5gに対して熱湯200ml、蒸らし時間は2分30秒ほど。ミルクティーにする場合は蒸らす時間を少し長めに。
シルバーポット流、
おいしい入れ方 もご覧下さい。
もっと紅茶について詳しく知りたい、あの言葉はどんな意味?そんな疑問が解決する紅茶の本、書きました。
