山わさび(生 80g)×5個 北海道産 山ワサビ (西洋わさび)

山わさびは、北海道に自生する山菜です。すりおろして薬味にすると、ツ〜ンと鼻に抜ける素朴な辛みがあります。
お刺身、冷奴の薬味のほか、ほかほかご飯にのせて味わってください。

【商品内容】
◆北海道産山わさび(1個80g・1〜2本程度)×5個
※お届けする時期によって、山ワサビの太さ(本数)が異なりますのでご了承ください。





 北海道開拓期に海外から導入され、やがて、北海道各地で野生化した西洋わさびは、その後「山わさび」(野わさびと呼ぶ地域もあります)と呼ばれるようになり、早春の味覚として北海道に定着しました。

 根を掘り起し、水洗いしてすりおろすと、鼻から抜けるツーンとした、特有の辛味があり、これをご飯の上にのせ、醤油をたらす味わい方が、次第に好まれるようになりました。


土中に残った根から早春に芽吹きます




山わさび,ヤマワサビ

夏には、白い小さな花を咲かせます(7月)
 山わさびは、水田のあぜ道や、水路の側溝に群生し、夏になると大きな葉が茂るため、農家の人々からは、厄介もの扱いされたこともありました。
 しかし、自然環境の変化に弱く、水田の基盤整備が進むとともに自生地が減少し、今では、野生の山わさびを見かけることは、ほとんどなくなりました。
 現在流通している山わさびは、ほぼすべてが栽培種となりました。
 




 山わさびをすりおろす際は、包丁で皮をむき、できるだけ目の細かいおろしがねを使います。

 空気に触れると、次第に辛味が薄れていきますので、すりおろした後は、固めてラップをかけておくとよいでしょう。
 山わさびの辛味成分は、抗菌作用の強いイソチオシアネートという成分ですので、お刺身の薬味にも適しています。
山わさび,ヤマワサビ

目の細かいおろしがねを使います




 山わさびは、清潔な土壌環境で栽培したものをお届けしています。

 秋に苗を植え付け、1年サイクルで収穫します。
 山わさびは、土中に根が残ると、そこから新芽が出て葉が繁り、次の年には、また食べられるような太さに成長するのです。 
山わさび,山ワサビ

清潔な土壌環境で栽培しました