粒皮の色が白く、フルーツのような甘さを持つピュアホワイトは、雪印種苗が開発した北海道生まれの品種で、名前のとおり、粒の色が白いことが最大の特徴です。 収穫時の糖度は、約19度もあります。 塩ゆですると、淡い黄色に変化するピュアホワイトは、生で食べると、フルーツのような甘くジューシーな味わいが口の中に広がります。 | ![]() フルーツのように甘くジューシーな味わいです |
![]() まるでミルクのようにクリーミーです | 粒皮はやわらかく、張りのある粒がサクサクとした食感で、みずみずしく甘い味わいは、まるでミルクのようにクリーミーです。 加熱することでモチっとした食感になりますが、一層ジューシーさが増し、まろやかな甘さへと変わります。 |
ゴールドラッシュは、「トウモロコシの美味しさ」と「粒のやわらかさ」を追求して、約10年という長い年月をかけて開発された品種です。 粒の色が黄色い「イエロー種」で、粒のひとつひとつがツヤツヤとして、先端不稔と呼ばれるトウモロコシ特有の「穂先に粒が実らない」現象が極めて少ないことが特徴です。 | ![]() 長い年月をかけて開発されたゴールドラッシュ |
![]() やわらかい粒にはみずみずしさが | まるで、金貨が整然と並んでいるかのような印象から、ゴールドラッシュと名づけられました。 粒皮がやわらかく、みずみずしさがあるため、生でも食べることができます。 粒皮が口の中に残ることもほとんどなく、すっきりとした後味で、実と粒皮のやわらかさのバランスが、とても優れたトウモロコシです。 |
![]() 予冷をしなければ、すぐに糖度が減少します | とうもろこしを収穫するのは早朝に限られます。日が昇り、気温が上昇すると共に、次第に糖度が減少してしまうためです。 実は私たちが食べているとうもろこしは、種子に成熟する前の若い実で、糖質をデンプン質に変えて生育するため、活動が活発になるにつれて糖度が減少するのです。 |
そして、収穫後でも成長は続きます。収穫したとうもろこしは、ただちに5度の低温で約20時間予冷して、成長(呼吸活性)を止めた後に出荷します。 とうもろこしは、気温30度の条件下で24時間たつと、糖度が半減してしまうほど、温度管理が重要なのです。 | ![]() ピュアホワイトは、ゆでると淡い黄色に |