黄色い果肉のひまわりスイカは、ひまわりの里として有名な、北海道北竜町の夏の特産物です。 品種名を「黄小玉すいか」といい、北竜町では、1983年(昭和58年)から栽培が開始されました。 現在では、生産農園16戸が120ヘクタールに作付けし、生産量450トンを誇る、北竜町の特産物となりました。 | ![]() 糖度11度、爽やかな甘さのクリーム西瓜です |
![]() 太陽の光を浴びて育つひまわりスイカ | 生産組合に所属する16戸の農園では、堆肥を50%以上使って、化学肥料を半分以下に減らし、有機質豊かな土づくりを行って、優れた品質のスイカを生産しています。 夏の太陽の光を、さんさんと浴びて育ったスイカは、糖度11度、洗練された、さわやかな甘さと香りが特徴です。 |
ひまわりスイカは、糖度ののせ方など、栽培管理が難しいため、土づくりが大切な作業となります。 このため、収穫終了後は、畑に有機質肥料を施し、翌年の作付けに備えます。 今では、化学肥料や農薬の削減など、栽培の研究成果が認められ、農水省が推進するエコファーマーに、全ての生産農園が認定されました。 | ![]() 全ての生産農園がエコファーマーに認定 |
![]() 撰果場に集められたひまわりスイカ | スイカの作付けと栽培は、計画的に行われ、収穫期の毎週木曜日には、JAきたそらち北竜支所の職員が、全ての生産農園を訪問し、翌週の出荷量を把握しています。 生産農園から撰果場に運ばれたスイカは、光センサーによる糖度検査を経て、札幌市や旭川市の青果卸売市場などへと出荷します。 |