![]() 鰊番屋の味覚として北海道に定着しました | 生身欠(なまみがき)ニシンは、焼き上がりの香りが豊かで、脂を含んだ特有の味わいが人気ですが、小骨が多いため、好みが分かれる魚でもあります。 ニシンそばや、ニシン漬けに利用される本乾身欠と違って、炉端焼きで味わうことのできる生身欠ニシンは、鰊番屋の味覚として、北海道に定着しました。 |
最盛期に、年間約100万トン近くあったニシンの水揚げは、1950年代(昭和30年代)には、わずか数トンにまで激減し、現在、国内で流通しているニシンのほとんどは、ロシア、アラスカ、カナダ、北欧など、海外から輸入されたものになりました。 この生身欠は、アラスカ産ニシンを使用していますので、ロシア産に比べ、比較的脂のりが少ない分、しっとりとした味わいがあります。 | ![]() アラスカ産ニシンは、しっとりとした味わいが |