金時豆(きんときまめ)は、インゲン豆の代表的な品種で、北海道で栽培されているインゲン豆のうち、約7割を金時豆が占めています。 なかでも、よく知られているのが「大正金時」で、昭和初期に、北海道十勝地方の幕別町で発見され、大正村(現在は帯広市)で量産されたことからその名がつきました。 | ![]() 十勝地方の幕別町で発見された大正金時 |
![]() 皮が柔らかく食味に優れた金時豆 | 金時豆は、豆粒の形が良く、食味に優れていることから、煮豆に適した豆とされ、甘納豆の原料としても使われています。 また、皮が柔らかいので、西洋風の煮込み料理や、スープなどにも利用されています。 |
【煮豆の材料】 金時豆 200g、 砂糖 100g、 醤油 小さじ1、 塩 小さじ1/2、 水 600cc |
・金時豆を軽く水洗いする。 ・鍋に水を入れ、沸騰したら醤油、砂糖、塩を加えてひと煮立ちさせる。 ・火を止め、金時豆を入れて蓋をし、そのまま一晩置く。 ・翌日、強火で沸騰させた後、落し蓋をして、弱火で約2時間煮る。(落し蓋をすることで、豆の柔らかさにムラが出るのを防ぎます。) | ![]() 甘さはお好みで調整してください |