![]() 熟成させることで旨味が増す粕漬け | まろやかで味わい深い漬魚は、新鮮な魚を熟成させることで、魚のタンパク質を旨味成分のアミノ酸に変化させ、素材本来が持つ旨味を引き出したものです。 水揚げしたばかりの魚が、鮮度が良くても旨味に欠けるのは、旨味成分のアミノ酸が少ないからなのです。 |
一般に店頭で売られている漬魚は、鮮度の落ちた切り身魚を、臭みを消すために味付けしたものが大半ですが、この真だら粕漬は、鮮度に優れた北海道産の真だらを使用しています。 粕の甘さをほどよくしみ込ませ、まろやかな味に熟成させる漬魚は、素材の鮮度が一番大切なのです。 | ![]() 素材の鮮度が一番大切なのです |
![]() 粕の甘さがほどよくしみ込んだ真だら粕漬 | 真だらを切り身にし、白粕に漬け込んで熟成させました。 本粕漬ではありませんので、酒粕の匂いが穏やかです。 なお、粕漬けにした真だらを、焦がさずに焼くには、オーブンにアルミホイルを敷いて、その上に粕をふきとった真だらをのせ、片面を4〜5分焼いたら、裏返しにして3〜4分程度焼くのがコツです。 |