1頭から約500gしかとれない極上のラム肩ロースを、贅沢に10mmの厚さで手切りにし、特製のタレに漬けこみました。 ラムの肩ロースは、羊肉特有の匂いが無く、厚切りでも柔らかく、羊肉の旨味をじっくりと味わえます。 コンロに鍋をのせ、野菜といっしょに焼いてお召し上がりください。 | ![]() 厚切りのラム肩ロースは柔らかく旨味もたっぷり |
![]() 脂肪分が少ないことも特徴です | 北海道で焼肉といえば「ジンギスカン」です。 今から50年余り前、タレに漬け込んだ羊肉が急速に普及してから、北海道を代表する味になりました。 成長した羊肉(マトン)の脂肪には、独特の匂いがあるため、食用としては敬遠されてきました。 生姜や果汁で作ったタレに漬け込んで、匂いを消した「味付ジンギスカン」が考案されて以降、家庭の食生活に定着したのです。 |
独特の形をしたジンギスカン鍋の中央に、羊の脂肉を1切れ乗せます。 熱せられた脂肉から出る脂が、鍋の表面を覆うので、肉が焦げ付きずらくなるのです。 鍋のフチにはタマネギ、モヤシなどの野菜をのせ、味付ジンギスカンを焼いて、アツアツをそのまま食べるのが北海道流です。 | ![]() ラム肉は、柔らかくてほど良い脂が |
北海道の羊は、戦後の羊毛産業の衰退に伴って大きく減少し、品質に優れた羊肉が確保できなくなりました。 このため、現在は、青草を主体として育てた、オーストラリア産の新鮮な生羊肉を、チルド便で取り寄せたものだけを使用しています。 鮮度に優れた、健康な羊の肉を使うことで、伝統の味を守っているのです。 | ![]() チルド便で直輸入した生羊肉を使います |
羊肉のコレステロール含有量は、他の食肉に比べて非常に低く、ほぼ魚肉と同程度しかありません。 しかも、コレステロールを減らす働きがある「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれています。 鉄分やビタミンB1、B2、ナイアシンなども豊富に含まれており、とても吸収しやすいことが特徴です。 | ![]() 青草を食べて育つオーストラリアの牧場の羊 |
![]() 牧場の出荷場に集められた羊(オーストラリア) | そのほか、羊肉には、体内の脂肪を燃焼させる働きのある「カルニチン」という物質が含まれていることが分かっています。 食べてダイエットできる食肉として、とても注目されているのです。 |