


![]() メークィンに似た赤皮のジャガイモです | デストロイヤーは、長崎県瑞穂町の俵正彦氏が、レッドムーンの変異株を選抜増殖した品種で、2000年(平成12年)に品種登録されました。 正式名を「グラウンド・ペチカ」といい、いもの皮色が紫色で、目が赤いため、マスクをかぶったような外観から、登録出願時に名づけた「ですとろいや」が通称名となりました。 |

甘味があって、味に深みがあり、メークィンやレッドムーンと同じように粘性があるため、長時間煮込んでも煮崩れしません。 このため、肉ジャガや、カレー、シチューなどの煮込み料理がおすすめですが、ポテトサラダ、コロッケ、ポテトフライなど、どんな料理にも幅広く利用できます。 | ![]() 甘みが強くホクホク感もたっぷりです |


ホクホクで、とても甘いジャガイモは、北海道の気候が育てます。 同じ種イモを、温暖な地域に作付けしても、北海道で収穫するジャガイモと同じ美味しさにはなりません。 では、どうして北海道のジャガイモは美味しいんでしょうか? そのヒミツは、ズバリ『北海道の気候』にあるのです。 美味しい秋野菜の主産地は、夏季の気温の日較差が大きい内陸地に限られます。 というのも・・・・。 | ![]() |

![]() デンプン質や糖質が累積されて甘くホクホクに | 植物は、昼間の光合成によって、体内にデンプン質を蓄積し、このデンプン質をいろいろな糖質へと変化させます。 北海道の内陸地での夜間は、放射冷却現象による冷え込みにより、植物の呼吸活性が低下し、昼間にため込んだ糖質をほとんど消費しません。 このため、植物の体内に、デンプン質や糖質が累積されて、とてもホクホクで甘いジャガイモになるのです。 |

![]() 広大な自然が美味しさの源なのです | 十勝岳系の山々の麓など、火山灰土を含む砂地に育つジャガイモは、水はけが良いため、デンプン質が豊富(20%以上もあります)で、甘みとほくほく感がバツグンです。 そして、意外と知られていないのが、ジャガイモに豊富に含まれているビタミンCの含有量です。 実は、ジャガイモには、100g中約40mgのビタミンCが含まれています。 |
この量は、レモン果汁(100g中約44mg)に匹敵します。 しかも、デンプン質に包まれているため、加熱調理しても、ビタミンCは、ほとんど壊れません。 冬に不足しがちなビタミンCを、豊富に含むジャガイモは、越冬用野菜の優等生でもあるのです。 | ![]() ビタミンCが豊富に含まれています |

