北海道、比布(ぴっぷ)町の特産物「千本ネギ」は、冬期の1月から3月にかけて、「旬の彩り」というブランド名で北海道内各地に出荷される小ネギです。 5月に畑に株植えをして夏を越し、12月末に雪の下から掘り出してハウス内に移植し、新芽が35cm程度に成長したら収穫します。 | ![]() 冬期の1月から3月にかけて出荷されます |
![]() 柔らかいので、酢味噌で和えてヌタに | 雪の下で生育することで甘みが増し、苦みも少なくなる千本ねぎは、厳しい冬があってこその旬の味覚です。 千本ねぎ「旬の彩り」は、甘みが強く柔らかい食感が特徴で、ぬたや天ぷら、薬味等に最適な食材です。 現在、比布町では、33戸の農園が、約4.6haに千本ネギを作付しており、3月下旬までに約30トンの出荷を見込んでいます。 |
小ネギは、株分けで増えるのが特徴で、1株が30〜40にも分かれることから、「千本ネギ」とも呼ばれます。 冬期間は雪に閉ざされる北海道。地場野菜の中で、越冬キャベツとともに、トップをきって出荷される千本ネギは、食卓に「旬を彩る」旬菜として、人気が高まっています。 | ![]() 1株が30〜40にも分かれる千本ネギ |