糠にしん(約380g) 5尾×1箱 やん衆造り糠ニシン 塩辛い本漬けと違って甘口造りの糠にしんです

糠ニシンは、ニシン番屋伝承の味覚です。
水揚げしたニシンを、米糠と塩で樽に漬け込み、保存食としたものが糠ニシンです。
冷凍技術が普及した現在は、塩分を抑えた甘口造りの糠ニシンが作られるようになり、本漬けの糠ニシンと違ってあまり塩辛くなく、身がやわらかいため、お酒の肴にも利用されています。
糠を洗い流して焼くと、ニシンの脂がジュージューとしたたってきます。
焼き魚にするのが一般的ですが、ぶつ切りにした糠ニシンに、ジャガイモ、大根、ニンジンなどを加えて、汁もの仕立てにする三平汁もまた格別です。

【商品内容】
◆やん衆造り糠にしん5尾(1尾380g前後・真空パック個包装)
※塩辛い本漬けと違って、甘口造りの糠にしんです。
※本品は塩抜きする必要はありません。糠を洗い流してから調理してください。
【原料原産地】アメリカまたはロシア産
【加工地】北海道(留萌市・鈴木水産製造)
【原材料】にしん、米糠、食塩、調味料(アミノ酸等)
【栄養成分表示(100g当たり)】
熱量175kcal、たんぱく質19.2g、脂質10.4g、炭水化物1.2g、食塩相当量3.1g
【保存方法】-15℃以下
糠にしん,ニシン









まろやかで、味わい深い甘口の糠ニシン
 日本海ニシン漁で栄えた港町、留萌(るもい)では、水揚げしたニシンを、米糠と塩を加えて樽に漬け込んで保存食にしていました。

 春に漬け込んだ糠ニシンを、一年中食べていたため、保存がきくように塩分は強めで、糠ニシンといえば、「塩辛いもの」とのイメージが定着しました。




 冷凍技術が普及した現在でも、この伝統食は受け継がれ、しっかりと塩になじませたものを「本漬け」といい、塩分を抑えたものを「甘口糠ニシン」と呼びます。

 保存食として利用された本漬けは、重石をかけて水分を抜くため、身が引き締まり、塩辛いのが特徴ですが、甘口の糠ニシンは、身がやわらかく、お酒の肴にもピッタリの味わいです。


お酒の肴にもピッタリの味わいです






米糠を洗い流してから焼き上げてください
 熟成したニシンに、米糠の旨味がしみこんで、とてもまろやかな味わいを作り出します。

 米糠の旨味に加えて、ニシンのタンパク質が、旨味成分のアミノ酸に変わるためといわれています。
 調理の際は、米糠を洗い流してから焼き上げてください。
 ニシンの脂がジュージューとしたたる、伝承の鰊番屋の味を炉端焼きで味わってください。






甘口の糠ニシンは、身がやわらかく、お酒の肴にもピッタリの味わいです