グースベリー(在来種・グスベリ・生果実)1kg 北海道産 出荷時期:8月

【8月上旬から発送を開始します】
グースベリーは、直径8mm〜10mm程度の実をつける、スグリ科の落葉小果樹です。
サックリとした肉厚の食感と、葡萄のような甘酸っぱい味わいがあります。
明治の開拓期から栽培されてきた在来種なので粒は小さめです。

【商品内容】
◆グースベリー生果実 1kg(在来種・250g×4)
【生産地】北海道(主に中富良野町、長沼町)
【出荷時期】8月上旬
※天候によって、収穫時期が前後する場合があります。










グスベリと呼ばれる、懐かしい小さな果実
 グースベリーは、直径8mm〜10mm程度の実をつける、スグリ科の落葉小果樹で、原産地は、ヨーロッパ及び西アジア地域と伝えられています。

 別名を、マルスグリ(丸すぐり)、オオスグリといい、アメリカでは、グースベリー(gooseberry)またはグーズベリーと呼ばれています。




 ヨーロッパの山地の雑木林や、低地の森に広く自生し、日本へは、1873年(明治6年)に伝えられました。

 北海道では、7月末頃から8月初めにかけてが収穫期で、熟すると、黄緑色から赤紫色に変色します。
 グースベリーには、サックリとした肉厚の食感と、葡萄のような甘酸っぱい味わいがあります。


7月末頃から8月初めにかけてが収穫期






完熟前の黄緑色の甘酸っぱい実(7月)
 主産地は、北海道、長野県、東北地方で、生産量は少なく、主にジャム等の加工品として利用され、生果実として流通することは、ほとんどありません。

 かつて、北海道の農家の庭先には、このグースベリーが植えられ、完熟前の黄緑色の甘酸っぱい実は、子供たちの人気の的でした。





 北海道では、このグースベリーを「グスベリ」と呼びますが、枝に鋭いトゲがあるため、手を傷だらけにして味わった記憶のある方も多いと思います。
 アメリカやヨーロッパなどでは、ジャムやゼリーに利用されるグースベリー。

 旬の時期だけの、生のグースベリーを、ぜひ味わってみてください。


旬の時期だけの、生のグースベリー





グースベリーの発送にあたってのお願い
 グースベリーを収穫の際は、できる限り粒の大きさを揃えるよう努めておりますが、厚手の皮手袋を使用して収穫するため、細かな選別が難しく、どうしても小さめの果実が混じります。
 極小粒のものは、選別の際に取り除いておりますが、混じることがありますので、ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 なお、お問い合わせが多い、青果店などで見かける大粒のグースベリー(緑色)は、観光農園用として導入されたドイツ種で、当店では、販売しておりません。
 どうぞご了承ください。