●こちらの種芋を食用にと検討中のお客様へ
こちらの商品は種芋として販売しておりますが、食用にして頂いてもかまいません。実際に当店スタッフも食べております。ただし、あくまで当店では植物苗として販売しているため、食品としての姿形は保証できませんのでご了承くださいませ。
※若干芋が欠けていたり、傷がついている場合がございますが、種芋としては問題ございません。
●商品情報
#山菜素掘り苗 [緑のカーテン][自然のカーテン]
#緑のカーテン[香りが良い植物]
和名:ほど芋(ほどいも)
学名:Apios fortunei
別名:ホド、ポテトビーン、インディアンポテト
●商品説明
アピオスは、明治初期にアメリカ大陸より伝わったといわれています。ホドイモとも呼ばれ、青森県では、妊娠・出産後の女性の栄養補給のために重宝されていました。ですから母親が、嫁いでいく娘に「庭に植えるように」と持たせてやったこともあったそうです。
アメリカ大陸ではインディアンが戦闘の前に食べていたという逸話があるぐらいですから、いわんや女の戦い(妊娠・出産)でも、といったところでしょうか。
アピオスは栄養価が高いばかりか、耐寒性も高いため、必要な時に掘り起こせば、いつでも食べられるという便利さ。これも、アピオスが青森県のお嫁さんたちの力強い味方になった理由の一つに違い有りません。明治初期にアメリカ大陸より伝わったとされ、ホドイモとも呼ばれます。
そんな勇ましいアピオスですが、その花は驚くほど綺麗。まるで紫の蝶が集まって舞っているようです。幻想的なアピオスの姿は、その濃厚な香りと共に、懸命に育てたあなたをうっとりとさせてしまうでしょう。
花より団子。花よりも地中に出来る芋の方が大切!というあなたは、こんなアドバイス。開花前に花を切り落とすことで、養分が芋へと集中します。この結果、少し大きめの芋が出来上がりやすくなりますよ。
でも、開花直後まで花を切り落とすのを待つのも手です。そのアピオスの花を乾燥させれば、アピオス茶を楽しむこともできるからです。味に青臭さを感じるという方は、乾燥後に炒るとよいですよ。青臭さはほぼ消えて、ほどよい飲みやすさになります。
家事を終えた午後や、晴れた休日の朝。少し疲れて帰宅した時や、嬉しい気持ちでいっぱいな時。お気に入りの音楽CDと、最近買った本を用意してください。アピオス茶が一層おいしくなるはずです。
エネルギー満点、芋を食べて元気になるのも良し。特別なひと時を求めて、お茶を楽しむのも良し。舞う蝶のような、ファンタジックな花を愛でるのも良し。
●分類
マメ科ホドイモ属
耐寒性多年草 つる性植物
●耐性 (弊社で経験済みの温度)
耐暑性 30℃
耐寒性 -15℃
※寒冷地で秋冬に植え付ける場合は、外気温が氷点下になる1か月前までに植え付けを終えましょう。
●管理場所
日向
●植え付け適期
3月〜5月(春)
●購入後の管理方法(毎年11月下旬〜翌年の3月ころまで販売しております。)
アピオスは晩秋に寒さに当たってからでないと、芋が成長しないため、11月下旬からの堀上げとなっております。
また、アピオスは糖分があるため、暖かい場所に置くとすぐにカビが生えてきます。
【冬場外気温が氷点下になる地域(北海道・東北・信越など)の場合】
氷点下になる地域の場合、本格的な植え付けは外気温が氷点下にならなくなった頃(岩手県の場合4月上旬ころ)をお勧めしております。植え付けまでの期間(冬から雪解けまで)は、新聞紙やもみ殻で覆い、空気に触れないようにして保管願います。積雪がある地域の場合は、ネットに入れてそのまま雪に埋めておく方法もございます。長時間空気に触れると芋が柔らかくなり発芽率が下がるため、必ず空気に触れないようにして保管いただきますようお願いいたします。
【冬場外気温が氷点下にならない地域(関東・関西・中国・四国・九州など)の場合】
到着後すぐに植え付けていただいて構いません。植え付けまでに数日空く場合、1週間ほどでしたら、到着後にアピオスが入っている袋を空気を循環させるために開けて、陽が当たらない場所で保管します。ピートモスを一緒に入れてありますので、湿り気がないような場合は霧吹きなどである程度の湿気を与えていただくようお願いいたします。目安はピートモスが若干湿っている程度です。びちゃびちゃにならないように与えてください。
●開花時期
8月(夏)
●収穫時期
10月〜11月
霜が降ってからか雪が降る前に収穫します。寒さが厳しくなってから収穫した芋は甘みが増します。
●食用の保存方法
お勧めの保存方法は、適量をいったん茹で塩をふって小分けにし、冷凍保存しておく方法です。食べたい分ずつ取り出し食せます。自然解凍でOKです。
●育て方
*庭植えの場合*
春に植え付けます。20cm間隔で1か所に3個植え3~5cm程土をかぶせます。つる性の植物なので、側につるが絡まれるネットやフェンスがあるといいでしょう。栽培は容易です。少しくらいの草にも負けません。
*鉢植えの場合*
深鉢かプランターに植え付けましょう。春から夏にかけツルが伸び、お盆前後に香りの良い花をつけます。緑のカーテンにも向きます。風が吹くと良い香りが家の中に広がります。ツルがまきつけるネット用意しておきましょう。芋を採取したい場合は、花が終わったらばすぐにつんでおくと大きな芋に育ちます。
*鉢植えの水やり*
表面が乾いたらばたっぷりと与えます。成長期は葉水もあげましょう。1週間に1回、水やり時に液肥を混ぜてあげると生育が良いです。
*肥料*
植え付け時に元肥、成長期に水やり時に液肥
●電子レンジでチン!アピオスの簡単な食べ方
鍋でゆでるのと違い、後片付けも簡単でおすすめの方法です。
※2cmほどのぷっくりしたアピオスを10個の場合
1.アピオスの土を洗い落とす
2.新聞を濡らし、アピオスを包む
3.お皿にのせ、500wで2〜3分温める(温めすぎると弾けてしまうため、様子を見ながら温めます)
4.つまようじがスッと刺さる位になったら出来上がり!お好みで塩をふってお召し上がりください。
●アピオスの成長記録
8月
11月の収穫期
★関連商品のご案内
アピオス キクイモ ムラサキキクイモ チョロギ ジャンボチョロギ(長さ5cm以上)