伝心 土 柱焼酎仕込み 1.8L 日本酒 福井県 地酒 一本義久保本店

伝心[土] 柱焼酎仕込み


五百万石×自社製・本格焼酎
〜それは、超こだわりのアル添酒。江戸由来・「柱焼酎仕込み」の酒精強化。〜


ほのかにみかん様の香りと、パンケーキのような、優しくやわらかな甘い香りの初感。
なめらかに舌を包む軽い口あたりに続き、真骨頂のキレがスッキリと口中をまとめます。

より奥越前ならではの風味を追求するため、そして「アル添酒」だからこその“軽やかな”酒を、もっとポジティブに楽しんでいただくため。
添加アルコールには、日本酒を蒸留してつくった本格米焼酎を採用。
江戸初期の酒造書に書かれた「柱焼酎仕込み」による温故知新な、超こだわりアル添酒の誕生です。

フードペアリングでぜひお試しいただきたいのは、“揚げ物”。
特に燗酒にした時に、酒のまろやかな口当たりが、お食事の油分との相性を引き立たせ、酒のキレの良さが口中をまとめます。
また、脂ののった鮮魚(ブリやネギトロなど)とのペアリングは、酒が包み込むように融合します。


※製品は予告なく仕様を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※夏季:チルド便(クール便)推奨

 
特定名称 普通酒
原料米 五百万石
精米歩合 65%
アルコール度数 16%
内容量 1800ml





それは、柱焼酎という
アルコール添加の魅力。




江戸初期の酒造書『童蒙酒造記(1687年)』に、既に書かれていたことからも、日本ではかなり古い時代から、日本酒の醪(もろみ)にアルコール(当時は焼酎)を添加することで、品質安定・香味の軽やかさ・味のまとまり付与などの好影響があることが知られていました。


世に流通する日本酒は、およそ2割が純米系、残り8割をアルコール添加系が占めますが、近年、純米系の日本酒へのポジティブなイメージに比し、酒精強化(アルコール添加)の日本酒には、ネガティブイメージが先行していると感じます。


その一因には、日本酒の酒精強化で一般的に使われる「醸造アルコール」が、米ではなく、主にサトウキビ(廃糖蜜)を原材料として、連続式蒸留器(高濃度アルコール用の蒸留器)でつくられていることがあるのだと思います。


ふくよかな純米系の日本酒とはベクトルの異なる、アルコール添加系の日本酒だからこその「軽やかな風合い」を、ポジティブに、存分に楽しんでいただくことはできないものだろうか。


そこで「伝心 土」は、平成28年(2016)より、自社製「米」アルコールを、そして令和7年(2025)からは、より奥越前ならではの風味を追求するため、自社製・本格米焼酎を、その添加アルコールに使用することにしました。


「柱焼酎仕込み」といわれる、江戸時代のアルコール添加技法にならった酒仕込みを通じ、アルコール添加系日本酒の魅力を再発見いただけましたら、誠に幸いに存じます。


(酒税法上、焼酎を添加した場合、特定名称酒と同じ製法であっても、その区分は「普通酒」になります。)