(中古)作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり 住宅内事故を防ぐ50の方法 [単行本(ソフトカバー)] 満元 貴治

「商品状態」★安心の防水梱包★カバーに少し汚れあり。本文は損傷・書き込み・汚れ等はなくおおむね良好です。「商品情報 (新品の場合) 」家のなかは事故が多いことを知っていますか

住宅内で「転倒・転落」してケガをするケースは非常に多く、東京消防庁のデータによると、高齢者で転倒・転落にて救急搬送された人の約60%は住宅で発生している。また、高齢者に限らず小さい子どもや、バリバリ仕事をしている現役世代も、住宅内の段差、階段、玄関だけでなく、高い場所の物を取り出そうと椅子から転落し、重傷になるケースもある。どのような家ならケガをしにくく、安全に暮らすことができるのか。作業療法士としてリハビリに10年以上携わり、また、約100棟の住宅の調査・改修にも関わった著者がその経験から、誰もが安全に住み続けられる家の方法「安全持続性能」を提唱。新築時、リノベーション時に役立つ、具体的な家づくりガイドライン。

【目次】

はじめに

Chapter 0
■安全持続性能(R)を満たした住宅の実例

Chapter 1
■ケガをする前に救いたい──私の活動経験 「主な仕様」
商品情報
商品状態★安心の防水梱包★カバーに少し汚れあり。本文は損傷・書き込み・汚れ等はなくおおむね良好です。
商品の説明
(新品の場合)
家のなかは事故が多いことを知っていますか

住宅内で「転倒・転落」してケガをするケースは非常に多く、東京消防庁のデータによると、高齢者で転倒・転落にて救急搬送された人の約60%は住宅で発生している。また、高齢者に限らず小さい子どもや、バリバリ仕事をしている現役世代も、住宅内の段差、階段、玄関だけでなく、高い場所の物を取り出そうと椅子から転落し、重傷になるケースもある。どのような家ならケガをしにくく、安全に暮らすことができるのか。作業療法士としてリハビリに10年以上携わり、また、約100棟の住宅の調査・改修にも関わった著者がその経験から、誰もが安全に住み続けられる家の方法「安全持続性能」を提唱。新築時、リノベーション時に役立つ、具体的な家づくりガイドライン。

【目次】

はじめに

Chapter 0
■安全持続性能(R)を満たした住宅の実例

Chapter 1
■ケガをする前に救いたい──私の活動経験から
1 医療従事者としての経験を生かして
2 作業療法士としての私の職務変遷
3 SNS で想いを発信

Chapter 2
■帰りたくても、帰れない家
1 作業療法士という職業
2 入院期間の問題
3 帰れる家にするためには
4 家づくりは、人生100 年時代前提で
5 身体の変化
6 子どもや妊婦の特徴と事故の状況

Chapter 3
■住宅内で転倒・転落が起きるところ
1 住宅内でのホームハザード
2 住宅内の転倒・転落
3 子どもの危険
4 見た目と安全性

Chapter 4
■良質な家づくりに必要な「安全持続性能R」という基準
1 安全持続性能とは
2 安全持続性能を採用した住宅
3 医療系だからこそ伝えられること

Chapter 5
■図解 安全持続性能:住宅内での事故を予防するために

◎玄関室内側
01 上がり框に手すり設置
02 手すりが設置できない場合(代用)
03 上がり框をなくす
04 上がり框をなくせない場合(寸法)
05 靴着脱のために座れる場所を
06 子どもが一人で外出できないようなカギに
◎階段(手すりなど)
07 階段に必ず手すりを
08 手すりの高さは「大腿骨大転子」を目安に
09 1 階の床から数段部分にも手すりを設置
10 暗がりに足元灯を
11 踏面に滑り止めを
12 未就学児には手すり子の間隔を狭く
13 スケルトン(オープン)階段には防護ネットを
14 ベビーゲートを設置できるように
◎階段の段差
15 階段の段差は安全な高さ、奥行に
16 まわり階段は踊り場付きに
◎スキップフロア
17 部屋に段差はつくらない
18 踊り場を活用する
19 小上がりの高さの目安は大腿骨外側上顆まで
◎換気システム・収納
20 換気システムはメンテナンスしやすい位置に
21 収納は手の届く高さまで
22 緊急防災用品は取り出しやすいところに

Chapter 6
■図解 安全持続性能:身体・ライフスタイル・家族構成の変化に対応するために
◎土間収納
23 ベビーカーを収納できるスペースを
24 車いすを収納できるスペースを
25 玄関を散らかさない土間収納
◎廊下
26 一般的な廊下幅を
27 現在、車いす・移乗リフトが必要な場合
◎トイレ
28 入り口は引き戸に
29 引き戸が設置できない時の対処
30 便器は引き戸と並行に設置
31 手洗い器の設置
32 トイレは使いやすい広さに(介護、子育て世帯も)
◎ユーティリティルーム
33 自由度が高い部屋を
34 将来的に寝室に
◎室内干しスペース
35 メリットが多い室内干し
36 洗濯動線は1 階に集める
37 室内干しスペースが設けられない場合
◎洗面室
38 洗面室(脱衣室含む)は生活の質を左右する
39 洗面室を広くする
40 洗面室だけ広くできない場合
◎照明
41 人感センサー、光センサーを設置
42 リモコン操作できるものを
◎温度
43 温度計を置こう
44 温度の目安
45 温度差をなくそう

Chapter 7
■図解 安全持続性能:浴室、ベランダなど万が一の危険防止のために
◎浴室
46 手すりの考え方
47 浴室に手すりを設置する場合
キッチン
48 ベビーゲートの設置を
◎窓・ベランダ
49 ベランダから転落防止のために
◎玄関ドア
50 玄関引き戸も選択肢に
おわりに
主な仕様