商品情報 | |
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商品状態 | ★安心の防水梱包★表紙に少し中古感がございます。中身はおおむね良好です。 |
商品の説明 (新品の場合) | 本書は,Lauren Pecorinoによってきわめてわかりやすく書かれた「がんの分子 生物学」の教科書である。本書はまた,生命科学分野の研究者,臨床家,製薬関 係者などにとって最適の入門書であり,しかも最新情報も得ることが可能だ。今 回の改訂においても,全章にわたって詳細な情報のアップデートが行われてい る。たとえば,免疫療法には多くのページがさかれて解説の充実が図られ,血管 新生,感染性因子と炎症などは,新たに独立した章として解説されている。 この本の最大の特色は,一人の著者によるゆるぎない視点から,多くの異なる 分野の研究成果と今後の発展性について,論理的にしかも読者フレンドリーにま とめられていることである。旧版に寄せられた読者の賛辞もここによるもので あった。さらに,今回の日本語版第3版(原書第4版,2016年出版)を翻訳す るにあたり,がん研究のめざましい進展を実感するとともに,改めて確認したこ とがある。それは,がん研究のゴールは治療戦略の実現にあり,ひたすらそのベ クトルの上に本書は執筆されているということである。現在のがん研究は(他の 医学研究分野でも同様だが),正にこの潮流の中にあり,それを当然のことと考 える人は多いであろう。しかし,著者の姿勢は,原書第1版(2005年出版)から, 一貫して変わらず,そうなのである。本書の素晴らしい先見性に感服するととも に,この翻訳に携わることができて誇らしい,と思った次第である。 最後に,今回もまた,メディカル・サイエンス・インターナショナル社の方々, 特に藤川良子氏,水野資子氏の激励,ご配慮に感謝する。 2017年盛夏 日合 弘/木南 凌 |
主な仕様 |