商品情報 | |
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商品状態 | ★安心の防水梱包★【初版】【帯あり】カバーに少し中古感がございます。中身はおおむね良好です。 |
商品の説明 (新品の場合) | 【内容紹介】 酒瓶に秘められた ウイスキーと女性たちの知られざる歴史 紀元前、女性たちはシュメール時代にビールを発明し、エジプト文明では蒸留器を考案していた。中世では魔女として裁かれながら、薬草を扱い、「命の水」を蒸留し、アメリカの南北戦争では傷ついた兵士をウイスキーで癒した。 一方、禁酒法時代、アメリカを酒浸りにしたのも女性たちだった。 男性中心の酒の歴史に隠れた女性たちの活躍に光を当て、ヴァイタリティあふれる彼女たちの不屈の姿を、エピソード豊かに描き出す。 【紹介記事掲載情報】 ◎北海道新聞「鳥の目 虫の目」(2021年9月26日)井上美香氏(ライター)「女性と酒造り 歴史的な関係」 ◎サンデー毎日(2021年10月24日号)木村衣有子氏(文筆家)「変わった女性だから選んだ仕事ではない」 ◎東京新聞(2021年10月23日)杉本真維子氏(詩人)「蒸留業発展の陰に苦闘の数々」 ◎日本経済新聞(2021年11月6日)評者:山崎ナオコーラ氏(作家)「偏見に負けぬ担い手の歴史」 --------------- ウイスキー産業の伝統と歴史に足を踏み入れると、ウイスキーはその片割れをまったく忘れてしまっていることに気づかされる。女性はつねにウイスキーの歴史の一部であり続けたが、しかるべき敬意を受けてはこなかった。わたしはウイスキー産業における女性の役割を調べるうちに、アルコールの発展に女性たちが果たしてきた多大な貢献と出会った。(中略) 彼女たちは、ウイスキーという言葉が一般的になる前から、あらゆるものを手当たり次第に蒸留にかけていた。その貢献を見落とすべきではないだろう。本書では、なぜ1600年代のスコットランドのアクアヴィタエ業者が魔法使いだと告訴され、なぜアイルランドの徴税人が女性のウイスキー業者を目の敵にしたのか、考えてみたい。(「はじめに」より) --------------- 【目次】 はじめに 1 ウイスキー以前 2 最初の蒸留 3 不屈のアイルランド女性 4 黎明期のスコッチ・ウイスキーと女性たち 5 初期のアメリカ女性 6 客層と初期の客 7 禁酒主義の女性たち 8 禁酒法時代に活躍した女性の密造酒家と密輸人たち 9 禁酒法を廃止に追い込み、ウイスキーを守った女性たち 10 禁酒法廃止後の法を巡る闘い 11 禁酒法廃止後の女性密売人 12 ウイスキーの進歩的な側面 13 ラフロイグの才女 14 現代の女性たち 15 ウイスキーにまつわるさまざまな努力 16 女性のための、女性による 謝辞 訳者あとがき 注釈 文献 |
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