商品情報 | |
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商品状態 | ★安心の防水梱包★カバー上部に微破れあり。中身は使用感も少なくおおむね良好です。 |
商品の説明 (新品の場合) | 白ネズミのエマラインがエミリの部屋の壁穴に越してきた。 ふたり(?)の密やかな”文通″がはじまる。 「私は誰でもない! ――あなたは誰?」とエミリ。 エマラインは、詩を書き、返事にした。 おどろいたことに、それはエミリに新たなインスピレーションをあたえる。 誰にも会わず、どこへも出かけないこの詩人に…… エマラインの目を通して、19世紀アメリカの偉大な詩人の魅力あふれる世界が、 私たちのまえに開かれる。エミリの詩12篇はすべて長田弘の新訳。 エマラインの詩も7篇”デビュー″。 「エミリ・ディンスンのように生きたとしか言えない、一個の生き方をつらぬいた人。 そのようなあざやかな記憶をのこしている詩人です。 変わった人でした。ずぬけた人でした。おもしろい人でした。 小さなものたちに”自分の共謀者仲間″をもとめたエミリ・ディキンスンの親しい秘密を、 ディキンスン家に住む一ぴきの白ネズミの目を通して、 切実なユーモアをにじませて書かれたのが、この本です。 この本を澄ませているのは、小春日和のニューイングランドの澄んだ空気です」 ――長田弘「訳者あとがき」より [2007年9月初版発行] |
主な仕様 |