(中古)近代の茶室と数寄屋: 茶の湯空間の伝承と展開 [単行本] 桐浴 邦夫 田畑 みなお

「商品状態」★安心の防水梱包★【帯あり】カバーに細かいキズ・スレなど少し中古感あり。中身はおおむね良好です。「商品情報 (新品の場合) 」内容(「BOOK」データベースより)

維新によって大打撃を受けた茶室は所有形態を変え、または移築が施され、後世に伝えられていった。あるいは古民家を改築し、さらには寺院の古材を組み込んだ茶室も作成された。時代の大きな変化に対して、したたかに生き延びたのである。そのようなところに着目すると、これまでになかった歴史の連続と拡がりがみえてくる。本書ではまずそこに注目し、話をすすめている。そして、その茶室・数寄屋が、ある意味で正反対の性格を持った近代建築に大きく影響を与え、あるいは近代建築そのものとして扱われた。なんとも逆説的な展開である。しかし近代建築が過去から切り離された特異なものではなく、連続する長い歴史の一コマだとするならば、当然のことでもある。主に後半部分はそれに関連したことがらについての話である。

内容(「MARC」データベースより)

移築や古材の転用、写しなどの手法を用いて「歴史」を伝承して 「主な仕様」
商品情報
商品状態★安心の防水梱包★【帯あり】カバーに細かいキズ・スレなど少し中古感あり。中身はおおむね良好です。
商品の説明
(新品の場合)
内容(「BOOK」データベースより)

維新によって大打撃を受けた茶室は所有形態を変え、または移築が施され、後世に伝えられていった。あるいは古民家を改築し、さらには寺院の古材を組み込んだ茶室も作成された。時代の大きな変化に対して、したたかに生き延びたのである。そのようなところに着目すると、これまでになかった歴史の連続と拡がりがみえてくる。本書ではまずそこに注目し、話をすすめている。そして、その茶室・数寄屋が、ある意味で正反対の性格を持った近代建築に大きく影響を与え、あるいは近代建築そのものとして扱われた。なんとも逆説的な展開である。しかし近代建築が過去から切り離された特異なものではなく、連続する長い歴史の一コマだとするならば、当然のことでもある。主に後半部分はそれに関連したことがらについての話である。

内容(「MARC」データベースより)

移築や古材の転用、写しなどの手法を用いて「歴史」を伝承してきた近代の茶室の展開と、歴史環境の意義について考察する。『淡交』連載「近代・茶室の伝承と展開」を中心に、大幅に書き改めるなどして単行本化。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

桐浴/邦夫
1960年、和歌山県生まれ。1986年、京都工芸繊維大学大学院修了。現職は、京都建築専門学校。専門は、建築歴史意匠、茶の湯文化、文化環境。工学博士、一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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