商品情報 | |
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商品状態 | ★安心の防水梱包★本の状態は目立つような損傷・汚れもなくおおむね良好です。 |
商品の説明 (新品の場合) | 尊厳死、出生前診断、代理出産、臓器移植、デザイナーベビー……進歩し続ける医療を前に「命の格差」が広がっています。誰もが向き合うことになる「命」を巡る問題をイチから読み解く1冊。 【目次】 ■序章 私たちは「命」の選択に迫られている 「自分は生まれてこないほうが良かったの?」/まるでSFのような「命」の世界/「命の格差」が広がっていく/ 「生きるか、死ぬか」という究極の選択/あなたがブチあたる「命」の問題 ■第1章 あなたの命は誰のものですか? ――山梨大学医学部・香川知晶さんに聞く「生命倫理」 頭を抱えてしまった10の問い/「不幸な子どもを生まない運動」/「殺される障害者の側」からの叫び/ 疑問が残されたままの「脳死判定」/脳死とされていたのに生き返った/ 脳死からの移植を求める臓器移植法/お腹を貸す「代理出産」/代理母が引き渡しを拒否した「ベビーM事件」/ 人身売買や売春とセットになっている?/臓器売買と貧困/長生きするな、と政府が言っている ■第2章 生きていてはいけない命なんてあるの? ――川口有美子さんに聞く「安楽死・尊厳死」 「尊厳死」に対するイメージ/運動機能が全停止するALS/「それって殺人でしょ」/丸1日で8~10万円の看護費/尊厳死法制化の狙い/ 「自然死」「平穏死」ブーム/「さっさと死ねるようにしてもらう」と言った政治家/安楽死・尊厳死と優生思想/ 「それでもあんたは呼吸器つけたいのか」/息子に頼まれて呼吸器の電源を切った母/頭と指先だけで会社を経営するALS患者/ 死のベルトコンベアーに乗せてはいけない/とにかく生きちゃえ! /「生きてて楽しい?」に涙した母/死を選ぶことを強要してはいけない ■第3章 産まれてくる命を選んでいいの? ――DPI女性障害者ネットワーク・米津知子さんに聞く「出生前診断」 新型出生前診断の衝撃/産まれる前の胎児を調べる/「新型」検査で何がわかるのか /「精度99パーセント」ってホント?/検査をしないと喜べない社会/ 「どうしてわかってて産んだの?」/堕胎罪と人口政策/不妊にさせられた女性たち/障害者団体と女性団体からの反対運動/ 優生保護法を告発した女性障害者/望まない出生・生命訴訟/障害を持っている人って、充実しています/「知的障害の人は受け入れられない」 ■第4章 知らない誰かの精子から産まれた私 ――AID自助グループDOG・加藤英明さんにきく「精子提供」 DI=非配偶者間人工授精とは/「父子関係はない」という検査結果/根本にあるところが崩れていくような浮遊感/家族間での「最大のタブー」/家族の危機的状況で知らされる/ 何人産まれたのか、公的な数値はない/健康な医学部生の精子/精子提供、1回3万円/提供者と子どもが一緒に旅行する国/ 遺伝上の父親に会いたい/あくまで育ててくれた親が親/いつ子どもに事実を伝えるべきなのか/子どもたちが立ち上がった/「妊娠したら終わり」の治療/DIがないと僕は存在しなかった ■あとがき 「命」と向き合うすべての人に 「たった99ドルで、あなたの遺伝子を解析します! 」/あるダウン症の赤ちゃんとその両親/「刑務所に行くことになってもいい」/生かすのか、それとも死なせるのか/両親の決断/ 「この子たちがいてくれてほんとによかった」/明確な答えは何ひとつ出ていない ■資料 「生命倫理」を正しく理解するための法律ガイド |
主な仕様 |