VIENNA ビエナ RECORDERS リコーダー音源

『VIENNA RECORDERS』は、フルート&リコーダーの名手として有名なオーストリアの演奏家:Leopold Eibl氏による、甘美な響きをもつ4種類のリコーダーを完全収録した専用音源です。18世紀頃オーケストラでは、リコーダーからモダン・フルートの前身であるFlauto Traverso(フラウト・トラヴェルソ)に取って代わります。この理由のひとつに木製リコーダー(Flauto Dolce:フラウト・ドルチェ)の音域と演奏性が挙げられます。Flauto Traverso(フラウト・トラヴェルソ)と比較すると木製リコーダーの音域は非常に狭く、ダイナミクスには非常に大きな制限があります。しかしながらリコーダーは、その独特な倍音構成による甘美な響きから中世からルネサンスにかけて非常に人気でした。バロック時代にはテレマンやバッハ、ヘンデルやヴィヴァルディといった有名な作曲家がリコーダーのための曲を作曲しています。近年では演奏の容易性から教育現場でも愛用されているほか、現代音楽でもリコーダーのための曲が作曲されています。【softwaresynth_kw】