家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし / 小学館

【島村管理コード:15120250313】

評論・エッセイ・読み物・その他

詳細情報

笑えて泣ける岸田家の日々のこと

大反響を呼んだ単行本
『家族だから愛したんじゃなくて,愛したのが家族だった』が,
ついに文庫化しました!
かきたし原稿「表紙の絵の味」と,
作家・一穂ミチさんの解説でパワ-アップ!

真夏の甲子園でホットコ-ヒ-の売り子をしたり,
試着に1時間かかるブラジャ-を買ったりと,
なぜか日々おもしろいことが起きてしまう作家・岸田奈美がつづる,
情報過多の日々のこと.

大丈夫な家族と,大丈夫じゃない日々を,
疾走感あふれるリズミカルな文章で,
軽やかにユ-モラスにとびこえる.

弟が万引きを疑われ,そして母は赤べこになった
母に「死んでもいいよ」といった日
など傑作エッセイを多数収録.

【編集担当からのおすすめ情報】
岸田奈美さんの初の単行本が2年半ぶりに文庫化します.
この2年半の間に,岸田家にはいろんなことがあったと思います.
そんな岸田さんの2年半の思いは,
「文庫あとがき(おかわり)」でたっぷり語られています.
また,かきたし原稿「表紙の絵の味」では,
岸田さんが手がけた表紙のイラストについて,
装丁家・祖父江慎さんとのやりとりの裏話が.
そして,必見なのは作家・一穂ミチさんの「解説」です.
解説では,私,思わず涙がこぼれました.
ひと味ちがう岸田奈美ワ-ルドをぜひご一読ください.


・岸田 奈美
・版型:文庫型
・総ペ-ジ数:256
・ISBNコ-ド:9784094072464
・出版年月日:2023/04/06